昨日午後11時丁度に
IDカードをタッチして
車の雪を払い
同僚を最寄りの駅に送って
青梅街道を下っていく。
グーグルマップの設定は
有料道路と高速道路無なしで
目的地を本庄児玉ICにして
下道を行く。
部屋につき
線香をあげて
灯油ストーブに火をつけて
温泉に浸かり
布団に潜り込み
爽やかに目を覚まして
時計を確認すると
朝8時
時計の日付を確認しても
24時間以上寝たわけではなく
およそ3時間しか寝ていない。
損した気分と得した気分、
どちらかというと損した気分が強い。
これが寝るのも体力が要るということか
おそらく老化だ。
3時間意識を失っていることを
寝たというのは
なぜだか納得ができない。
中学高校生の頃の休日前の夜に
ラジヲを流しながら
神田で買った古本の文庫本を読み続け
バプテスト教会の燈火云々を
聴き終わる前に意識を失い
夕食前に目が醒める。
あんなのをまた感じたい。
でも、この歳だと
目が覚めないかもしれない
ポックリと逝きたいけれども
それ以上に
起きて暗くなってる外を見て
勿体ないと少し罪悪感に感じた
あの眠り。
年を取ってしまったことで
あの感覚は自分にとって
指の間からこぼれてしまった砂金。
指紋の隙間に一粒挟まったものを
鑷子で摘むと
弾けて見失ってしまうそんなもどかしさ…
あぁ、隔靴掻痒。
そんなこと言ってると
ヘルプ当日寝坊して
パニックになるんだろうなぁ