私はオバマさんにシンパシーを感じるほうですが、
ノーベル平和賞がこういう政治的意図で贈られることについては、疑問を感じます。
やっぱ、実績をあげた人に贈ってほしいな。
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【ノーベル賞】オバマ氏の受賞理由発表全文 非核化や環境「世界を先導」
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091009/amr0910092107011-n1.htm
ノルウェー・ノーベル賞委員会は、2009年のノーベル平和賞を、国際外交と諸民族の協力関係の強化のため比類なき努力をしたバラク・オバマ大統領に授与することを決定した。委員会は、核兵器のない世界に向けたオバマ氏のビジョンと働きに特別な重要性があることを認める。 オバマ氏は大統領として、国際政治に新たな環境を生み出した。国連や他の国際機関の役割を重視した多国間外交が主流の位置を取り戻した。たとえもっとも困難な国際紛争であっても、対話と交渉が解決の手段として選択された。 核兵器のない世界というビジョンは、軍縮と軍備管理の交渉を強力に後押しした。オバマ氏の先導のおかげで、米国はいま、世界が直面する大きな気候問題に対処する上でより建設的な役割を果たしている。民主主義と人権はより強固となる。 オバマ氏の様に世界の注目を捕らえ、人々によりよき未来への希望を与えた人は、ごくまれにしかいない。彼の外交姿勢の基本には、世界を先導する者は、世界の大半の人々が共有できる価値観と心構えを持って臨まねばならないとの観念がある。 108年間にわたって、ノルウェー・ノーベル賞委員会は、まさにこうした国際政策を奨励するよう努めてきており、そうした態度において、オバマ氏はいま、世界の主要なスポークスマンである。委員会は「いまこそ、地球規模の課題に地球規模で対応するため、われわれ全員が責任を分かち合うときがきた」とのオバマ氏の訴えを支持する。
(2009.10.9 MSN産経ニュース)
6月4日、エジプトのカイロ大で演説前に聴衆に手を振るオバマ米大統領(ロイター)
チェコの首都プラハで演説し、核不拡散への決意を示したオバマ米大統領。プラハ城の広場には約2万人が押し寄せた=2009年4月5日(ロイター)
オバマ氏選出は全員一致で決定と、ノーベル賞委員会委員長
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910090026.html
…同委員長は、大統領就任から間もないオバマ氏の受賞は早過ぎるとの見方があることに触れ、1990年に旧ソ連の改革路線を助長させるため当時のミハイル・ゴルバチョフ大統領を選んだと同様、オバマ氏の政策を支援したかったと指摘。オバマ氏がイラク、アフガニスタン両問題を解決させることを望むとも語った。…
(2009.10.9 CNN.co.jp)
【ノーベル賞】実績皆無も…オバマ大統領の取り組み後押しhttp://sankei.jp.msn.com/world/america/091009/amr0910092015010-n2.htm
…今回の授賞には、オバマ大統領の取り組みを後押しするという政治的なメッセージが強く込められている。ただ、あまりに「政治的」過ぎる今回の選考は論議を呼ぶことにもなりそうだ。…過去、平和賞に政治的なメッセージが込められていたことは少なくない。たとえば、中国当局が、民主化を求める学生を武力弾圧した天安門事件が起きた89年には、チベット独立運動指導者で非暴力闘争を貫いたダライ・ラマ14世を選出。ヨルダン川西岸とガザ地区でのパレスチナ人の暫定自治に関する「オスロ合意」が成立した翌年の94年には、後に暗殺されるイスラエルのイツハク・ラビン首相、シモン・ペレス外相、ヤセル・アラファト・パレスチナ解放機構(PLO)議長が受賞した。 オバマ大統領は就任後、プラハ演説で「核兵器のない世界」を目指すと宣言。カイロや国連総会での演説では、「対話と協調」路線を強調した。大統領への授賞について、英BBC放送は「予想外だった。過去の実績よりオバマ大統領の意思を勇気づける狙いがあるようだ」と分析した。 だが、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)のコックス氏は英紙ガーディアン(電子版)に「アフガニスタンや中東が問題を抱えたままなのに、オバマ氏が平和賞にふさわしいかを判断するのは難しい。時期尚早だ」と批判的な見方を示している。 (木村正人)
(2009.10.9 MSN産経ニュース)