最近、道路をめぐって、国と地方の議論が活発になっています。
① 一つは、直轄事業負担金の見直し問題。
② もう一つは、直轄国道の凍結問題。
①は、国が「支払ってくれ」と言うのに対し、地方は「支払いたくない」。
②は、地方が「支払ってくれ(造ってくれ)」と言うのに対し、国は「支払いたくない」。
ややこしや~
(ummoummoさんのチャンネルより)
これって、①と②が混在するケースってあるのだろうか?と思って検索してみたら、
…こんなのがありました。
(猪瀬直樹の「眼からウロコ」)
第2名神の「凍結解除」はちょっと待った-直轄負担金が生じないから「つくってくれ」では安易すぎる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090428/149767/
…高速道路には直轄負担金が発生しないから、第2名神高速道路をつくってくれと言っているのだとしたら、あまりにも安易である。そういう安易な発想で、これまでも腕力の強い有力政治家の地元に高速道路がたくさんつくられてきた。四国と本州を結ぶ橋が3本もあるのもそのためだ。 現在、直轄負担金を廃止すべきだという流れが強まっている。たしかに直轄負担金に明細がないのは問題だが、直轄負担金があることで、道路をつくる場合に自己責任原則が働いてきた側面もある。…
※第2名神=現在は「新名神高速道路」という。
あ~そうか。
高速道路は負担金がないんだ。なるほど。
たしかに、負担金を課すことで野放図な要求が抑制される側面もあるなあ。
でも、だからといって、負担金内訳をみると、いかにも霞が関の役人が
「道路を造ってやるから、俺らの給料や退職金、共済費用を払え」と言っているようなもの。
江戸時代や明治時代じゃあるまいし、そういう発想は今の世の中にはそぐわないと思う。
そう考えると、やっぱり、国道の負担金制度は廃止して、全額国費で整備すべき。
その代わり、地方からの要望は受け付けない。国のグランドデザインの中で整備するようにしたらよい。
そして、その国道の範囲は限定的に考え、それ以外は県道や市町村道として、地方にまかせる。
国は、地方の説明を聞いて納得できるものに補助金として出す。
そんな理屈で再整理したらどうでしょうか。
それにしても、猪瀬東京都副知事が橋下大阪府知事を暗に批判していたのにはビックリ。
え~と思いながら、下の記事の近畿ブロック知事会の「広域インフラグランドデザイン」案をみると、
ちゃっかり「新名神高速道路」も組み込まれています。
いやらしや~
(TakeshiBeamさんのチャンネルより)
【直轄事業負担金】
国直轄事業負担金、橋下知事が共済費など拒否
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/ho90601a.htm?from=tokusyu
直轄事業負担金に異議、東国原知事「正当性検証する」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090602-OYS1T00354.htm
古田知事「直轄事業負担金、開示内容が不十分」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090603/200906030852_8016.shtml
国直轄事業負担金:7億円が人件費 山田知事、遺憾の意表明 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000304-mailo-l26
【国道の整備凍結】
国道3事業、凍結解除を 南部住民1100人が気勢
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-13-M_1-002-1_001.html?PSID=c47a45f72004e35dbe88e53841915d11
(変わるか道路行政) 18路線整備見直し・コストと実情どう両立
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090527/plc0905272317020-n1.htm
【地域からの提言】
近畿圏インフラ整備で連携、優先30件を国に意見へ
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090530-OYO1T00502.htm?from=top
大阪府の橋下徹知事の呼びかけで、近畿と福井、三重、徳島、鳥取の10府県で作る近畿ブロック知事会(会長=仁坂吉伸・和歌山県知事)が、今後10年で優先的に整備を目指す近畿圏の広域道路・鉄道事業約30件を絞り込んだ「広域インフラグランドデザイン」案をまとめた。利害が異なる府県が優先事業を一本化するのは異例。府県の垣根を越え、地域の実情に合った交通ネットワークの整備を、地方から国に迫る狙いだ。6月2日に鳥取市で開く近畿ブロック知事会議で正式決定し、共同で国に実現を要望していく。
地域高規格道路とは
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/kansen/tiikikoukikaku.html