PKOと資源争奪戦 | ニュースな話題

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24日(日)に、途中からでしたがNHK『インドの衝撃 第一回:膨張する軍事パワー」を観た。

過去の内戦の歴史を糧に、PKOのノウハウを蓄積し、他国の要請に応じてPKOを派遣している

様子をやっていた。



驚いたのは、リベリアに派遣したPKO。

世界で唯一の女性だけのPKOだそうです。

内戦が続くリベリアでは、PKOの兵士によるレイプが発生し、リベリアが女性のPKOを国連に

要請したのに対し、インドが手を上げたそうです。

軍隊のレイプを恐れる女性にも受け入れやすいPKOと聞いて、すごいことするなぁと思ってたら、

したたかな計算も働いているようです。



インドは、リベリアで鉄鉱石の採掘権を手に入れたそうです。

インドがアフリカでPKOを派遣しているのは、リベリア(鉄鉱石)、コートジボアール(石油)、

スーダン(石油)、コンゴ(石油)と、いずれも資源国。

このため、インドの、PKO派遣と資源獲得には密接な関係があるといわれているとのこと。



単に援助するだけでない、一段の経済成長に必要な資源獲得にも余念がない。

いや、資源獲得のためのPKOなのか。

だとしても、リベリアの政情安定に役立ち、リベリア国民にも喜ばれているようですから、

それもありなのかもしれない。



PKOを派遣した国で資源獲得に動いているのは、インドだけではない。

中国も、インドと同じスーダン、コートジボアール、スーダン、コンゴにPKOを派遣し、

同様に鉄鉱石などの採掘権を手に入れている。



しかし、中国とインドの外交姿勢は異なる面もある。

中国は、インドの2倍の資金で採掘権を手に入れた他、大学や病院などの建設援助まで行うなど、

積極的に資金を投資している。

これに対し、インドは地域住民との協力関係を重視して地域に溶け込み信頼を勝ち取り、

必ずしも大金を積まなくても資源獲得に結び付けているそうです。



いずれにしても、両国とも自国の強みを生かして他国に貢献し、

そして自国の利益もちゃんと獲得している。

日本に、同様の例が思い浮かぶだろうか??



NHKスペシャル『インドの衝撃 第一回膨張する軍事パワー』

http://www.nhk.or.jp/special/onair/090524.html


※NHKスペシャルの内容をかなり引用して書きました。

  なので、再放送のPRをさせていただきます

  再放送;2009年5月27日(水)午前0時45分~1時34分(NHK総合テレビ)