蟹工船の売れ行きと共産党の支持拡大 | ニュースな話題

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小林多喜二著の『蟹工船』が売れているという。

それも若者に。



蟹工船・党生活者 (新潮文庫)/小林 多喜二

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 「蟹工船」悲しき再脚光 異例の増刷、売り上げ5倍格差嘆き 若者共感
プロレタリア文学を代表する小林多喜二(1903~1933)の「蟹工船(かにこうせん)・党生活者」(新潮文庫)が、今年に入って“古典”としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れている。
過酷な労働の現場を描く昭和初期の名作が、「ワーキングプア」が社会問題となる平成の若者を中心に読まれている。
「蟹工船」は世界大恐慌のきっかけとなったニューヨーク株式市場の大暴落「暗黒の木曜日」が起きた1929年(昭和4年)に発表された小説。オホーツク海でカニをとり、缶詰に加工する船を舞台に、非人間的な労働を強いられる人々の暗たんたる生活と闘争をリアルに描いている。
文庫は1953年に初版が刊行され、今年に入って110万部を突破。
丸善丸の内本店など大手書店では「現代の『ワーキングプア』にも重なる過酷な労働環境を描いた名作が平成の『格差社会』に大復活!!」などと書かれた店頭広告を立て、平積みしている。
(2008年5月2日 読売新聞)



そして、これまで退潮傾向だった共産党が、一転して、党勢を拡大しているという。


雇用格差追及で党員拡大 共産、支持率も上昇
共産党が「雇用格差」追及を前面に出し若者層の支持を拡大、新規党員を増やしている。
同党によると、昨年11月から2月までの入党者は3000人超。追い風を意識し、従来は開催しなかった県庁所在地以外でも志位和夫委員長らの演説会を開いている。政党支持率も今月4、5両日実施の共同通信の世論調査で4・1%と、前回3月より一挙に3・0ポイント増。30代男性で11・0%、20代女性で9・4%と、これまでにない高い支持率となった。
追い風を強めたのは2月の衆院予算委員会での志位氏の質問。キヤノンの「偽装請負」など雇用格差問題に絞って福田康夫首相を追及し、インターネットの掲示板で話題になった。市田忠義書記局長は「自民、民主両党の大連立騒動を見せつけられた国民が、まともなことを言っているのは共産党だと思い始めたのではないか」と指摘する一方、次期衆院選での議席増については「そんなに甘くはない」と慎重な見方を示している。
(2008年4月19日 共同通信)




(日本共産党の動画サイト:jcpmovieより)


共産党支持が、30代男性で11.0%、20代女性で9.4%とは驚きだ。
雇用・労働の現状に対する不満がうっ積している。



偽装請負、二重派遣、日雇派遣、ワーキングプア…。
なんか、戦前、戦中の世の中に戻ったようだ。



労働者中心、生活者中心の政治を実現するために
双方を支持する労働組合間の対立を乗り越え、共産党と社民党が大同団結し一つの党になれば、
死に票が減って相当躍進できるんじゃないかな



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