憲法9条について、私は最近、第3項を新設してはどうかと考えています。
戦後60年たった今でも、日本国憲法が規定する平和への崇高な理念の重要さは変わらない。
むしろテロなど実力行使がはびこる現代だからこそ、今の規定が作られた意義を改めて認識し、世界に問いかけるべきと思う。
一方で、近年、自衛隊の国際貢献活動は年々着実に増えているが、法的位置付けについては、いきあたりばったりの付け焼刃的な対応に終始している。これは、すなわち、日本の国際貢献に対する考え方にまったくポリシーがないことを意味するものであり、際限のない拡大への懸念が以前から指摘され続けてきた。
このようなことは、国民にとって不安なことであり、また自衛隊員の士気(①常に政局とされ、反対勢力から批判を受けながら活動せざるを得ない立場、②隊員の生活環境の変化)にも影響する。
とはいえ、戦時における救命救急活動や地雷撤去等、自衛隊に求められる国際貢献は、今後とも増えることすれ、減ることはないだろう。
これらのことを考えると、平和憲法の理念を堅持したまま、自衛隊の国際貢献活動を憲法上明確に位置づけることが必要であり、そうした自衛隊の国際貢献活動を「3項」として明記することが有力な解決策になるだろうと考えます。
(こうした考えは、政党的には公明党に近いですが、特に公明党支持ということではありません。)