選挙制度の改革について

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自民党は6日の選挙制度に関する合同会議で、参議院の定数を6増やす公職選挙法改正案を了承した。来年の参院選挙に合わせ今国会で法案成立を図りたいという。先回の参議院選挙で導入した『鳥取・島根』『徳島・高知』の合区は維持しながら定数は増やすとのことだ。合区で選挙区から選出できない議員のために、地域の声を反映させるとの大義で特定枠を設けるという。

しかし、ちょっと待てよ!である。特定枠を設けることは良いが、そのために定数を増やすというロジックがわからない。人口減少社会でなぜ定数を増やす必要があるのだろうか?むしろ削減すべきであろう。

森友・加計問題や公文書改ざん、日報隠蔽などで国民の政治や行政に対する信頼は著しく損なわれている。誰もがおかしいと思っている。責任は取らない、都合の良い改革しか行わない、では国民の信頼は益々失われる。

定数是正は削減を前提に進めるべき改革である。直接関係する議員の皆さんの事情はわかるが、本来なら二院制の是非も含めて議論すべき課題だ。自らに厳しい改革を断行できなければ、いずれ国民から手痛いしっぺ返しを受けるのは明らかである。

 

この記事は、「政策リサーチ」の本日のポイント(コメント)からの抜粋です。