文化財調査◯おはようございます。先日の守谷市の文化財調査では、仏画だけでなく水墨画も見ていただきました。水墨画・狩野友川寛信の作友川寛信は、江戸時代の絵師で、浜町狩野派の5代目です。江戸幕府の奥絵師で、法眼の位があり、式部卿と称されていました。朝鮮国・朝鮮通信使に渡す絵画に、家老が異議を唱え、その責任をとって自ら命を絶ってしまったのだそうです。狩野友川寛信は、最後まで自分の画風を曲げず貫き通したのだと思います。水墨画は、梅に鶯だそうです。短命だったので、遺作は少ないようです。