文化財調査◯ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


先日の守谷市の文化財調査では、仏画だけでなく水墨画も見ていただきました。



水墨画・狩野友川寛信の作


友川寛信は、江戸時代の絵師で、浜町狩野派の5代目です。

江戸幕府の奥絵師で、法眼の位があり、式部卿と称されていました。


朝鮮国・朝鮮通信使に渡す絵画に、家老が異議を唱え、その責任をとって自ら命を絶ってしまったのだそうです。


狩野友川寛信は、最後まで自分の画風を曲げず貫き通したのだと思います。




水墨画は、梅に鶯だそうです。

短命だったので、遺作は少ないようです。