お盆とお施餓鬼○ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


明日8月15日は清瀧寺の盂蘭盆の施餓鬼会です。




お盆は正式には『盂蘭盆』(うらぼん)といい、サンスクリット語の『ウランバナ』の音写で、意味は『逆さにつるされた苦しみ』とされています。

仏典では、お釈迦様の弟子の目連(もくれん)尊者が、餓鬼道に落ちている母を救うために、旧暦7月15日の満月の日に、僧達を集め飲食を供養し、母を救ったことに習い行われるようになったと伝えられています。


一方、施餓鬼会(せがきえ)は飢えに苦しんでいる餓鬼道に落ちた魂や、無縁の精霊に飲食を施す法要となります。

施餓鬼の由来としては、お釈迦様の弟子の阿難尊者(あなんそんじゃ)が座禅瞑想していると、餓鬼の霊が現れ『あと三日で命が尽き餓鬼道へ生まれかわる』と宣告を受けました。

驚いた阿難尊者は、お釈迦様に餓鬼の霊への供養法(施餓鬼法要)を教えてもらい、命を永らえることができたそうです。


お盆は、多くの魂があの世からやって来ているので、施餓鬼会を行い往生浄土を祈るようになりました。

また、ご先祖さまだけでなく、無縁の精霊など幅広いご供養を行います。

台風が来ております。
今後の状況によっては、拝観不可や閉堂の可能性がありますので、どうぞご了承くださいませ。
皆様もどうぞお気をつけくださいませ。



《本尊・阿弥陀三尊・御開帳》

8月16日まで

(迎え盆から送り盆まで)


《地獄絵めぐり・開帳期間》
8月20日まで

《拝観時間》
午前9時~午後5時まで

《拝観場所》
清瀧寺本堂

《駐車場》
約20台

◎絵解き不可日
8月17日・18日のは、施餓鬼会のため昼過ぎまで(場合によっては夕方近くまで)19日は終日絵解き(解説)が難しくなります。

◎拝観不可日
8月15日は、施餓鬼会のため、終日、拝観や絵解きが難しくなります。

◎御開帳・限定御朱印
熊野観心十界曼荼羅・十王図の御開帳・限定御朱印を書き置きにてご用意しております。

◎写真撮影
熊野観心十界曼荼羅・十王図とも、フラッシュ無しで撮影が可能となります。

◎拝観料
拝観料は、いただいておりませんので、どうぞお気軽にお参りくださいませ。