夏至○ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


本日6月21日は『夏至』で1年のうちで最も昼が長く、夜が短い日となります。

そのため、太陽の力が強く陽の気に満ちる日とも言われています。





夏至が終わると、お盆の季節となりますが、お盆は夏至が終わり、太陽の力が急激に弱まり、闇の力が強くなる時期とされています。


そのため、あの世とこの世の境があいまいとなり、通じやすくなるので、この世ならざる者がやってくる時期であり『鬼月』と呼ばれることもあります。

あの世とこの世が繋がるので、ご先祖さまを迎えたり、送ったりできるのだそうです。


施餓鬼会の様子・熊野観心十界曼荼羅

しかし、ご先祖さまの霊だけではなく、地獄や餓鬼の霊、無縁の精霊など、供養を受けられない魂がやって来てさまよう時期とも言われています。


仏教では、これを恐れるのではなく、逆に供養のチャンスと考え『盂蘭盆会』『施餓鬼会』『精霊会』などを行い多くの迷える魂が救われるよう願い、祈ります。

夏至は、重要なターニングポイントのように思えます。