正五九☆不動明王☆縁日☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


本日5月29日は、正五九の不動明王の縁日で、お不動さまとご縁を結びやすく、願いが届きやすい日とされております。


不動明王は梵語で『アチャラ・ナータ』アチャラは『不動』ナータは『守護者』の意味があり、動かざる尊者から、不動尊とも、大日如来の使者でもあるので不動使者とも呼ばれています。


また明王とは、真言明咒の王の意味のですので、密教を代表する尊格とされています。




清瀧寺では『龍神不動明王』呼ばれている特殊なお不動様が祀られています。


龍神不動明王は、剣に倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)がく巻き付く、通称・龍神剣を持ったお姿をしています。


龍神不動明王は、ひとたび剣を振ると龍神さまが飛んで行き、魔を滅し、災難を未然に防いでくださる長距離攻撃型のお不動さまと言われています。


倶利伽羅龍王の『倶利伽』は、本来『黒』の意味があり黒龍なのですが、儀軌では金色の龍神と記されているので『金龍』として表現されています。


倶利伽羅龍王がひとたび鳴くと2億の雷鳴が一斉に響く音となり、魔を退け、邪鬼を寄せ付けないと言われていて、雷の稲妻の色から金龍とされたとの説があります。




龍神さまの御力が強くなると言われている辰年は、特に倶利伽羅龍王がよく動かれるとされています。