如意輪観音の縁日☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。



本日5月22日は、正五九の『如意輪観音(にょいりんかんのん)』の縁日であり、ご縁を結びやすく、願いが届きやすい日と言われています。



如意輪観音は、意の如く願いを叶える『如意宝珠(にょいほうじゅ)』と煩悩や災いを滅し、仏法が広がる『法輪(ほうりん)』の御力が強い観音さまで、六道の衆生を救済するため、6本の腕がある独特なお姿をしています。


六道それぞれを守護する六観音では、天道(天界)を司る観音様となります。



天道は九曜、十二宮、二十八宿(二十七宿の場合もあり)など星と関係があるので、天道を司る如意輪観音は、星の観音様とされ、星回りを良くし、災難を退ける『星祭り』の本尊となることもあります。

天台宗では、運勢を占う『おみくじ』の本尊も如意輪観音が当てられていて、おみくじの創始者と伝わる『元三大師』さまの本地仏でもあります。

また、清瀧寺の名前の由来である『清瀧権現・善女龍王』の本地仏とされています。
十一面観音と同様に、清瀧寺にとって重要な観音さまとなります。



古くは女人講・十九夜念仏講の本尊で、女性を守る観音さまとして、女性の願いをよく聞いてくださる観音さまとも言われています。