おはようございます。
本日2月20日は、金運に縁のある『寅の日』で『毘沙門天』の縁日となります。
また六曜の吉日『大安』や中段十二直では最吉日の『建(たつ)』二十八宿では、祝い事全てに吉である『室』となっていて、暦の上では開運吉日の日ですね。
古くから『寅の日』は『毘沙門天』とご縁を結びやすく、願いが届きやすい日とされています。
その由来としては、聖徳太子さまが、毘沙門天を祈られたところ『寅年の寅の日の寅の刻』に毘沙門天が現れたとの言い伝えがあり、以降寅の日は、毘沙門天の縁日と言われるようになったそうです。
須弥山中腹の水精埵の天敬城、または北方倶廬州に住し、夜叉や羅刹を眷属とする北方守護の天部となります。
足下の邪鬼は『藍婆(らんば)』『毘藍婆(びらんば)』で『天の邪鬼(あまのじゃく)』とも呼ばれます。
(一説には尼藍婆・毘藍婆とも)
災いなどを引き起こす邪鬼を鎮める力があることを示しています。
毘沙門天の妃とされているのが『吉祥天女』で、縁日も毘沙門天に準ずるとされています。
吉祥天女は、インドの女神『ラクシュミー』が由来で、仏教では、徳叉迦龍王(とくしゃかりゅうおう)と鬼子母神(きしぼじん)の子で、毘沙門天の妃とされています。
また、兄は婆蘇仙人(ばそせんにん)妹は黒闇天女(こくあんてんにょ)となります。
龍神さまのお子さまなので、手に如意宝珠を持っています。
梵名は『マハーシュリー』で『大吉祥』の意味があり『吉祥天』と呼ばれていますが、他に『功徳天』など多くの名前があります。
観音さまの化身ともされ、観音二十八部衆では『大弁功徳天(だいべんくどくてん)』が吉祥天女とされています。
また、胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)では、兄の婆蘇仙人と共に千手観音の脇に眷属として描かれているため、千手観音の脇侍として祀られることがあります。
吉祥天の御利益としては、福徳を授け、食糧や衣服などを満たすものや、美を司り、様々な宝石を満たすというものまであります。
ちなみに、胎蔵界曼荼羅では、兄の婆蘇仙人も千手観音の脇侍として描かれ、妹の黒闇天女は閻魔天の妃として描かれています。
吉祥天の御利益としては、福徳を授け、食糧や衣服などを満たすものや、美を司り、様々な宝石を満たすというものまであります☆
今日も皆様にとりまして、良い1日となりますよう、お祈りいたしております☆