縁日に大根の御奉納☆ | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


毎月16日は、縁結びの神さま、御力の強い神さまとして知られる『大聖歓喜自在天(歓喜天・聖天様)』の縁日ですが、昨日2月16日は、立春・旧正月を迎えて初めての縁日でした。


聖天さまの縁日の昨日、聖天さまの好物であり重要な供物である大根の御奉納をいただきました。

強風の中にもかかわらず、お届けいただき感謝しておりますm(_ _)m




大根は、聖天様(歓喜天)の魔心を消す毒消しのために、また衆生を清浄にする聖天さまのおはたらきの象徴として供えられると言われております。 

大根の形が象の牙の形に似ていることも、聖天様が大根を好む理由とも言われています。



曼荼羅の聖天さまは、大根のようなものを持っていますが、これは『蘿富根(らふこん)』といい、日本では大根に当てられています。


また、蘿富(らふ)が転じて『来福(らいふく)』となると言われ、大根(蘿富根)の奉納は開運招福へ繋がる供物となります。

七福神の一柱である大黒天も、大根が供物とされています。

諸説ありますが、大黒と大根の音が似ているため、大根の奉納が大黒天に通じやすく願いが届きやすいと伝わります。
また、古くは大根の収穫が、大黒天とご縁のある『子の月』だったことから、大根を奉納するようになったとも言われています。


ちなみに、双方の神さまとも大根の中でも形の珍しい『二股大根』だとより、お喜びになると言われています。

今日も皆様にとりまして、良い1日となりますよう、お祈りいたしております☆