昨日は木の日 | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます。


昨日は『木の日』ということで今日は『仏教の三大霊樹』のお話しです。


三大霊樹は


お釈迦さま誕生の木

『無憂樹』(むゆうじゅ)


悟りを得た木

『菩提樹』(ぼだいじゅ) 


涅槃の木

『沙羅樹』(さらじゅ)


となります。


清瀧寺の花まつりの景色

アショーカはサンスクリット語で『憂い無し』の意味を持つので『無憂樹』と訳されます。


お釈迦さまが誕生された時に咲いていた木と伝えられています。

『アショーカ樹』無憂樹(むゆうじゅ)

清瀧寺蔵


また、お釈迦さまの妻ヤショーダラと出会った時も無憂樹が関わっているとされていて、良縁と出産、誕生の木となります。

日本では花の姿が似ている『サルスベリ』が無憂樹の代わりによくお寺に植えられています。


『菩提樹』(ボダイジュ)

清瀧寺蔵


お釈迦さまがその木の下で悟りを開かれた木が菩提樹(ぼだいじゅ)です。


日本では中国において『菩提樹』と伝承されていた『中国菩提樹・シナボダイジュ』を植えることが多いようです。


葉の形がハート型(猪目模様)なのが特徴となります。



『沙羅樹』(さらじゅ)

清瀧寺蔵


お釈迦さまが涅槃に入られた時に季節外れの花を咲かせた木です。


よく『沙羅双樹』(さらそうじゅ)と称されますが、双樹とは相対するという意味で、東西南北2本ずつ沙羅の木があったので沙羅双樹と表現されるようになりました。


沙羅双樹が描かれた涅槃図
清瀧寺蔵

日本では『夏椿』や『ヒメシャラ』を代用することが多いです。


ナツツバキもヒメシャラも白い花を咲かせますが、インドの沙羅は薄い黄緑色の小さな花を咲かせます。


花が似ているのではなく、葉や樹形が似ていることから、ナツツバキ・ヒメシャラが涅槃の木に当てられたと言われています。


夏椿・清瀧寺境内


また、三聖木にマンゴーの木とエンジュの木を加えて、仏教の五木とすることがあります。


お寺は緑で溢れ、仏教は自然を大切にしているように感じます☆


沢山の花に囲まれた清瀧寺本堂


今日も皆様にとりまして、すばらしい日となりますよう☆

お祈りいたしております☆



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