お不動さまの御縁日 | 花咲く祈りの寺☆清瀧寺

花咲く祈りの寺☆清瀧寺

山号を雲光山、院号を華蔵院、寺号を清瀧寺といいます。
平安時代、大同2年(807)の創建と伝えられています。
茨城県南部守谷市、鬼怒川のほとりに建ちます。
境内は四季折々様々な花が咲き乱れる、総合霊場が特徴の寺院で『花咲く祈りの寺』です。

おはようございます☆

台風が近づいていますね~(*_*)
どうぞ皆様お気をつけくださいませ。


毎月28日は『お不動さま』『不動明王』の縁日と伝えられています。
不動立像・清瀧寺客殿

不動明王は梵語で『アチャラナータ』動かざる尊者から不動尊とも、大日如来の使者でもあるので不動使者とも呼ばれています。

明王とは真言明咒の王の意味のですので、密教を代表する尊格となります。

不動明王の特徴として、岩坐か瑟瑟坐(しつしつざ)火焔光背(かえんこうはい)、剣、羂索(けんさく)があります。

不動明王立像
歴代住職の守り本尊と伝わる。


岩座、瑟瑟座(しつしつざ)は、ゆるぎない菩提心を表します。


火炎光背は煩悩と不浄を滅し、清らかにする浄火です。


剣は煩悩や悪縁を切り良い方向へ導いてくださいます。


羂索(けんさく)は悪心を縛り、救いがたい者をも救いとり、運やご縁を引き寄せるとも言われております。


目は天地をにらむ『天地眼』(てんちがん)と言われています。

正しい道に導くように目で訴えているとも、天から地まで全ての世界を見守っているとも伝えられています。

龍神不動明王
清瀧寺の厄除け本尊

清瀧寺は龍の女神にまつわる『龍神さまのお寺』のため、不動明王の剣に『倶利伽羅龍王』(くりからりゅうおう)が巻き付く倶利伽羅剣(通称・龍神剣)を持ち『龍神不動明王』と呼ばれています。

龍神剣を持つお不動さまは、天台僧・安然和尚の『不動十九観』に記されているお姿となります。

龍神不動明王は京都・青蓮院門跡の『青不動』を元に製作されました。

お不動さまと御縁を結びやすい日とされています。


今日も皆様にとりまして、素晴らしい日となりますよう☆
お祈りいたしております☆