作業療法学科 本間です。
2年生は後期、実技試験が続きます。
最近では臨床技能演習Ⅱという科目の実技試験がありました。
内容は寝返りや起き上がり、車いすへの乗り移りなどの基本動作と
日常生活動作の1つである着替えの援助です。
この試験の難しさは
「片麻痺の演技をした教員が患者役なこと」(!)
「動作を全てお手伝いするのではなく、
患者さんの能力を引き出すような介助をすること」(!!)
2年生は空き時間に練習を重ねていました。
練習期間中は教員も一緒に残って練習に付き合います。
患者役、作業療法士役と役割を交代しながら練習を繰り返すうちに、
患者さんが楽な介助、動きやすい介助を体感していくようです。
この経験が、のちの臨床実習で活きてきます。
臨床実習帰りの先輩たちの中には
「もっと実技試験の練習頑張っておけば良かった!」
なんて声もチラホラ・・・
今回の試験ではみんな、練習の成果を発揮できたかな?