ども、半年~1年ごとに顔を出す自作フィギュアのコーナーです。小説執筆が最優先であるのと、フィギュア制作にはかなりの集中力を要するのとで、よほど時間と体力に余裕のある時しか手をつけられないジャンルなのです(汗)星流がもっと指先器用な人間なら手軽に作れるんでしょうか……。
さて、今回はララモンとペンモンの色塗りです。
原型づくりの話は以下のリブログでご覧ください。
まずはララモン。
頭から黄色、ピンク、緑の3パーツ3色に分かれているので色さえ作れれば塗り作業は割とスムーズにできました。
塗る前はずんぐりむっくりとか言ってしまいましたが、塗ってみると無事にララモンっぽくなりました。顔もシンプルだからこそ難しかったですが、ちゃんとつぶらな瞳にできました。
後ろから見るとこんな感じです。って、見せるほどの後ろ姿でもないですが(笑)
と、塗り作業は順調に進んだのですが、衝撃の誤算が発生。
最初の写真を見ていただくと分かるのですが、星流の指が葉っぱを押さえています。
なんと……
乾かしたら葉っぱがララモンの重みで落ちてしまうようになりましたorz
葉っぱの粘土を増量してみたのですが、やはり乾くとララモンの重みに負けてしまう(泣)
コップの内側の方の葉っぱをどこまでも長く重くしていけばどこかでつり合いは取れると思いますが、そこまでやるともう「コップのふち」に収まらなくなってしまいます。
ということで、ララモンをコップのふちに乗せることはできませんでした。パラレルさん、せっかくリクエストいただいたのに面目ないです……。
続きまして、ペンモン。
こちらは細かいパーツが多く、塗るのに大変神経を使いました。
なにしろ、ちょっと筆に力を入れるだけで、爪が取れる、くちばしが取れる、左耳が取れる、右耳が取れる(泣)
ただ幸いなことに、石塑粘土は少し水をつけるだけでくっついてくれたため楽に修復できました。紙粘土はなかなかくっついてくれなかったのでストレスフリーです。
と、苦労しただけあってそれなりにいいものができたかな、と思っています。
爪と目のベースを赤で塗った時はなかなかホラーな見た目になったのですが、目に白のハイライトを入れると無事にかわいくなってほっとしました。
後ろから見るとこんな感じ。ペンモンの背中の資料が見つからなかったのでとりあえず紫一色で塗っておきました。
おなかの模様もちゃんと書きましたよー。
パラレルさん、ぱろっともんさん、リクエストありがとうございました! リクエストいただいてからずいぶん時間がかかってしまってすみませんでしたっ。
そういえば、フィギュア制作に使っている道具をまとめたことなかったので、この機会にご紹介。
①石塑粘土
フィギュアのメイン素材。紙粘土に近い素材だけど、紙粘土より壊れにくく、乾くと軽石くらい軽くなる。更に、乾いた後部品が折れてしまっても水を塗れば簡単に接着できる優れもの。画材屋で買った。
②パレット
絵の具と水を入れるのに使う。着色でも使うし、粘土練る時も指先濡らす水を入れている。百均で買った。
③絵の具
水彩絵の具。百均だけど今の所これで十分。
④太筆
大まかに塗る時はこれ。最初百均で買ったけど、毛先がすぐぼさぼさになってしまうので手芸屋さんでちょっと良い目のを買い直した。
⑤細筆
細かい場所を塗る時はこれ。最初百均で買ったけど、以下同文。
⑥ニス
仕上げに塗ると防水と光沢が得られる。耐久性はあまり上がらない気がする。
⑦お手本用3D画像(正式名称:デジモンストーリーサイバースルゥース)
サイスルに出てくるキャラだったら必ず使っている。何がいいって、3Dの画像を好きな角度に回転できるのがいい。
この他、工作板代わりに広告紙を使っています。開いた牛乳パックでもいける。毎回の作業が終わったら捨てられるので楽です。
コップのふちみたいな小さいフィギュアだったらこれで作れます。
もっと大きいの作るとなったら、軸にする針金とか用意した方がよさそう。全部粘土で作ると中の方の粘土の乾きが悪くなるらしいので。
今回は以上です。
次は何を作ろうかな……コップのふちとなるとどうしても大きな手足のあるデジモンに限られてしまうから、普通のフィギュアを作ろうかな。
それではいつかまた。自作フィギュアのコーナーでした。