今年も早6月となりました。
4月にそれぞれ進級、進学し新しい生活環境に慣れて来た頃だと思います。
それと同時にクラブが忙しくなったり、塾や習い事に変化があったりと、忙しい毎日を過ごしてる事だと思います。
私は空手の先生なので、空手を基準に書きますが、空手の一つの大きな目標として黒帯があります。
誠輪館の帯の基準は、白帯 橙帯 黄帯迄が初級、水色帯(青帯と同級)青帯 緑帯迄が中級、緑刺繍帯 紫帯 茶帯迄を上級とし、茶帯の練習に励み教室全体を見る事が出来ると判断した者を黒帯の対象とし、昇段審査を受けるよう通知書を渡します。
だいたいの目安として、幼年から始めた者で小5〜中1位、小学生低学年から始めた者で6年生〜中3位が、Jr.の黒帯に到達する頃でしょう。
もちろん試合で「良い成績を残してる」や「予習復習が出来ていて、練習に励み心身ともに成長が見られる」者は、飛級や早期黒帯の対象者となります。
私は長い間空手を通じ子供たちと触れ合ってますが、「背の高い子も低い子も」「走るのが早い子も遅い子も」「覚えるのが早い子も遅い子も」茶帯に至るまでは余り変わらないと感じてます。
それはそれぞれの個性で有り、周りと協力し上を目指すなら大差は無いように思います。
習い事を続ける上での一つの大きな分岐として進級、進学に伴い塾やクラブなどで練習に来れなくなる。
この時期が丁度上級(刺繍帯)になる頃です。
教室ではベテランになり、気がつけば周りには後輩が増え、後輩たちのリーダーとして活躍してる頃です。
特に茶帯の者は、ここに至るまで凄い努力をしたと思います。
お父さんお母さんに連れられ教室に来て、体験し入会。
大勢の前で昇級審査を受け、初めて昇級した時の喜びは大きな物が有ったと思います。
「汗を流し」「涙をのみ」「嬉しかったり悔しかったり」長い年月を経て昇級し茶帯まで来た事でしょう。
その最終章にリビエール教室で、寝技を取り入れ練習してるのは、なにもイケズをしてる訳では有りません。
武道としては、こかされた時、抑え込まれた時の対処方法を学んで下さい。
と言う意味と、最後の難関を今までの経験を活かし経験して下さい。
と言う意味が込められています。
川北 大正教室の者は、リビエール教室に練習に来なくてはなりません。
しかしリビエール教室の者も、ほとんどが練習に来てません。
練習が出来る環境では無く、黒帯になろうする気持ちの問題だと思います。
時間の問題、曜日の問題、皆さん色々有るでしょうが、黒帯の背中は見えてます。
もう一山越えれば、茶帯とは全然違う景色が待ってるはずです。
どうぞお父さんお母さん。その達成感を経験させて上げて下さい。
皆んな強くなれ!!