道福島銀行 ふくぎん会津ファミリー会の新年会で書を書かせていただきました。福島に来て10年、書道をはじめて20年の節目にスタートした福島県書道の旅(2010〜2011)。その中で震災があり、全て巡り終えた後の会津三十三観音書道の旅は追悼の旅だったように感じます。旅先で出会った漆、会津本郷焼、会津桐は私の書道活動にとても大切なものになりました。会津の地で書くことは、書家として、観音講として…などなど様々な思いがありますが、今日もまた「からっぽな書」を目指しました。御来賓の皆様の仕事、人生と重ね合わせて見ていただける書。素晴らしき道でありますように。