木は神 | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

現在福島県立美術館で開催中の特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡」に行ってきました。



円空は美濃国(現在の岐阜県)に生まれ、北海道から近畿まで巡り、滞在した村に多くの仏像を残しました。

その多くは伐採した木を断ち割り丸彫りしたもので、親しみを感じる表情が印象的です。


三十三観音立像は、それぞれの像が「あの人に似てる」といった具合に身近な人を感じさせ、千手観音菩薩立像に当たる照明の影は、生命力に満ちた昆虫のようにも見え、自然界そのものが神仏であると教えられた思いで見つめていました。


今年度は、森のはこ舟アートプロジェクトで森林文化とともに活動をしてきましたが、まだまだ知らなかった「木の姿」に出会えたように感じます。