100年の目覚め | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

アトリエにほしかったものの一つに、「歴史を感じるタンス」があります。この日は譲っていただける福島県田村市のお宅を訪問しました。


蔵の微かな光から突如、皐月晴れの太陽の下に引き出されたタンス。



タンスの中には、昭和20年~30年代の新聞が入っていました。

記事には、「新婚家庭にうける道具」が特集されていて、高価な家具より炊飯器や掃除機がうけるという内容でした。



その頃から大多数の人の価値観は変わらないのかなと思ったり、その頃から変わって今に至るのかなと思ったり。
当時の記事から現代との違いを感じるとすれば、「言い回し」。記事の表現方法が昔のテレビを見ているような感覚です。


にっぽん書道の旅が始まっている現在、福島に帰っている時はタンスの修理をしています。長い眠りから覚め、再び輝きますように。