青森の照光 | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

青森県弘前市は雨に濡れていました。


ここは、弘前市の六角堂(俗称さざえ堂)です。


会津のさざえ堂と同じく、内部に螺旋廻廊を持つ日本の珍しい建造物の一つで、同じ道を通ることはなく出入口に戻る構造になっています。


「めぐり終え、再び出入口に戻ってきた時に光を感じたら、罪は消えて新しい自分に生まれ変わる」と言われています。



飢饉の供養として建てられ、現在は一つの巡礼の役割を果たしているのではないかと感じました。


どれだけ経ったのかわからない時が流れ、出口に戻ってきた時に、雨が止んで光が射していました。


照光。それは神聖で、そして自然なものでした。


※拝観には、事前予約が必要です。