9/遠田の水 | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

会津33観音巡り、前回に引き続き父と一緒に旅が続きます。

9番・遠田は、喜多方市最後のお堂です。


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雨上がりのような湿った空気と土と緑の匂いに包まれている遠田。


川のせせらぎと、土の湿り気を感じ、

父・「ここは水の豊かな地域じゃないかな」と予想。


私は半信半疑で、お寺の奥様に話を聞くと、わざわざ郡山から水を求めて来る人もいるという名水の地域でした。


旅好きな父の勘と人生経験が私よりもはるかにその土地を読んでいるように見えました。


しかし、父が大きな杉の木を叩いたところ、警戒バチ(スズメバチ)がやってきて、書を書いている間も、私たちを警戒し続けていたので、ビクビクしながらの制作となりました。


やはり土地の空気はなるべく刺激せずに、静かにおじゃましようという教訓とともに、名水をいただき、会津ならではの観光地へと向かいました。



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