しかし、33観音巡りを進めて行くうちに、
①お嫁さんたちがグループで巡っていた
②熊が出るかも知れない
という事を知り、ひとり旅にこだわらないようになりました。
そして今回、東京から助っ人が登場しました。
「父」です。
向かった先は8番・竹屋。
観音寺の階段を上ると山と木々の中に竹屋の観音堂がありました。
山に近すぎず、緑に遠すぎない観音堂は、美を感じる比率が計算されているかのような日本独特の空間でした。
如意輪観音に手を合わせた私に対して、
父・「鬼婆伝説の鬼婆を退治したのは、如意輪観音だったはず」
私・「その鬼婆伝説もまた、福島県に伝わる伝説の一つだよ!」
こんな会話をしながら、ひとり旅とは違う発見やおもしろみを感じる1日が始まりました。