2/松野の雨露 | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

「生憎の雨」とも言えば、「恵みの雨」とも言うように相対するものは紙一重ですね。


会津33観音書道の旅、前回の1番・大木では会津地方に嫁いだお嫁さんが「講」という仲間を結成し、リフレッシュの意味から巡るという話を聞きました。

1番・大木での出来事


2番・松野では、嫁いで約50年と約30年の2人の奥様から、実際に33観音を巡ったお話を聞きました。

当時赤ちゃんをおぶって巡るお母さんは、道中に布おむつを洗い、乾かしながら巡ったといいます。

乾かす場所は、田畑や移動で使うタクシーの上などさまざまだったようですが、写真からは楽しそうな様子が伝わります。


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また、それぞれのお堂には歌が詠まれていて、行事の際には地域の方々が集まって詠む文化があるようです。


ご開帳は年1回、祈祷は年2回ですが、今回は特別に開いていただき、書かせていただきました。


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稲刈りのシーズン、雨だったからこそゆっくり詳しくお話を聞くことができました。私にとっては恵みの雨となった33観音巡りは、3番・綾金へと続きます。


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