9日は、三春町にある葛尾村の方々が住む仮設住宅で、書のワークショップを開催させていただきました。
福島県内で避難されている方を対象としたワークショップは、今回で8回目になります。文字を書き始めると約1時間半、集中して作品づくりが始まりますが、選んだ文字は皆さんが日頃大切にしている思いが多いため、短い時間の中では、手を動かし物づくりに集中する楽しさの他に、さまざまな思いが表れることもあります。
「生きること」、毎日をどんな心で過ごすかという表現が多く見られます。笑顔だったり、美しい心だったり、思う気持ちはさまざまですが、書かれる文字はまっすぐで、澄んだ空のような清々しさを感じます。