今日は、パフォーマンスの衣装についてお話させていただきます。
今年の２月、宮城県雄勝町を訪れ、日本の硯のシェア９０％を誇る町の現状を知りました。
そして震源地から最も近い大須の海はとても穏やかで、そこで生まれた文字が「凪」です。
その後、伊達女（だてくのいち）企画により、福祉事務所・仮設で「藍染め」の制作が始まり、「凪染め」と名付けられました。
１２日のパフォーマンスの衣装が、「凪染め」でした。
書く前に、福島のみならず宮城で出会った町、海、硯、人・・・、
そしてふるさとや遠く離れた場所から応援して支えてくださっている方を思っていました。
耳には、この凪染めに合うピアスを制作してもらい、書の道で出会ったものたちに守られているように心強かったです。
本当にありがとうございました。
