週末は朝早い新幹線に乗って、上野の国立西洋美術館へ行ってきました。
ベルリン国立美術館展では、絵画の中の衣装、道具、生活ぶりから時代や歴史背景を感じる面白さと、構図と陰影の表現方法など学ぶことも多く、とても興味深く鑑賞してきました。
書において、どこまで時代や歴史背景を表現できるかと考えた時に、限界はないと思っています。
絵画は直接的に観る人の心に映り、書は間接的に心に映ることがあるのかも知れません。
どう感じるかも自由で、どう表現するかも自由、その平等さが芸術の魅力のひとつだと感じます。
美しく書くことも大切ですが、今の福島、今の日本をありのままに表現する術を身につけたいと強く思う1日でした。