「いい展覧会やっているよ♪」と、母に勧められて、銀座のポーラミュージアムアネックスに行きました。
桐島洋子さんの骨董コレクションの展覧会でしたが、そのコレクションの数々は、ヨーロッパから中国まで、桐島さんの感覚によって選び抜かれたものたちで、どれもセンスが感じられるものばかり。
フリーライターとして活躍し、独特の自由な感性を武器に、たくましく生きて来られた方の元に、この骨董たちは縁があって来たのだなと感じました。
中国の青花磁器は「眠れる森の美女」と名付けられ、「大切なお客様をもてなすためのコンパニオンとして活躍してくれている」と、骨董への愛情、敬意、感謝が感じられ、骨董たちもどこか誇らしげに見えるから不思議です。
母のお父さん(私の祖父)は骨董の鑑定士だったので、母も子供の頃から骨董に囲まれて育って来ました。
この展覧会に惹かれた理由が伝わった気がします。