大人になってニキビができるのは、肌が乾燥していることが原因なんだそうです。
10代のニキビは皮脂量が増えることが原因。昔はニキビケアは、とにかくしっかり洗顔することといわれていました。
でも大人になってできるニキビは、単純に皮脂量が増えることが原因ではなさそうです。根本的には、肌が乾燥するから。
皮脂量は20代にピークを迎え、その後、減少します。といっても、男性の場合は、ほとんど減らないのですが、女性の場合は、40代には急激に減っていくそうです。肌の潤いが失われていくのですね。どうも、それがニキビのできやすい肌にしてしまうようです。
肌が乾燥するとターンオーバーも低下します。肌の新陳代謝が衰えるわけです。これは、年齢のせいだけでなく、肌の乾燥も影響しているようです。
ターンオーバーが低下すると、古い角質層が肌表面にとどまりやすくなります。ニキビは毛穴にできますが、毛穴周辺の角質層が厚く、硬くなっていくのですね。それで毛穴の詰まりを起こしやすくなって、そこに皮脂がたまると、これがニキビの初期段階。白ニキビと呼ばれるものです。
毛穴に皮脂が溜まると、毛穴のおくにはニキビ菌がいますから、皮脂をえさにしてニキビ菌が増殖するわけです。それが炎症を起こす原因となり、炎症ニキビ、いわゆる赤ニキビになるのですね。
昔は、ニキビのでき始め、白いポツポツができたときに潰してしまえば早く治るなどといわれていたこともありましたが、潰すとますます炎症を起こしやすくなるのです。
炎症を起こすというのは、細菌に対して白血球が攻撃するから。アクネ菌が増えても白血球が攻撃するし、潰して別の細菌が侵入してきても白血球は攻撃します。アクネ菌だけでなく、他の細菌もニキビを潰したところに増えるわけですから、それだけ白血球も多く集まり、どんどん攻撃するわけです。
白血球が攻撃するのは細菌だけではありません。周辺の組織も攻撃してしまいます。それで組織が破壊され炎症を起こしてしまうわけです。だから、ニキビができても決してつぶしてはいけません。もしかしたら、ニキビ跡が残ってしまうかもしれませんよ。
ニキビは炎症が起こる前に治すのがベスト。皮脂が詰まっただけの状態の白ニキビのときです。
白ニキビができたときは、潰さない、触らないが、いまは鉄則です。正しい洗顔と保湿をしっかりすれば、早く治すことができます。