「花子とアン」 | せいらのブログ

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クライマックスを迎えつつある、NHKの朝ドラ「花子とアン」

私の青春時代の三大バイブルは、

「赤毛のアン」
「若草物語」
「オズの魔法使い」
でした。



アンとの出会いは、言わずと知れたテレビアニメの「世界名作劇場」。
今や、劇場に行かなければ見ることのできない、高畑勲氏と宮崎駿氏のコラボ作品でした。



余談ですが…
この頃はまだ、宮崎駿氏より高畑勲氏の方がずっと知名度も高く、監督としても高く評価されていました。

宮崎氏が一般に評価され始めるのは、この「赤毛のアン」を途中降板して始めた 「映画 ルパン三世  カリオストロの城」の大成功からで…

実は、この「カリオストロの城」の成功から、ルパン三世でのヒロインは不二子ちゃんではなく、他の可憐な女の子になるパターンが定着してきました。
だから、今回の雪組ちぎちゃんのルパンも、不二子役はきっとせしるちゃん、みゆちゃんは可憐なヒロイン役になるんだろうなぁ…とは思っていましたが、まさか「マリー・アントワネット」とはね!!





余談が長くなりましたが、朝ドラでもやっと、アンが世の中に出てくるようです。

脚本の中園ミホさんも、「これからが、シリーズを通して一番見ていただきたかった場面に入ります」とおっしゃっていました。
今までサボってきた分も、ぜひ見たいと思います。



アンも、若草物語も、オズも、


一番有名な物語部分以外にも続編があって、主人公達は、悩んだり笑ったりしながら、とても活き活きとその世界の中で息づいています。



アンは、マシュウの死を越え、いろんな経験をして念願の教師になり、やがてギルバートと結婚。
子供も産まれますが、いつまでもアンらしさを失わずに生きていきます。

私自身も、アンの生き方にどんなに憧れたか分かりません。


村岡花子さん、本当に素晴らしいお仕事を残して下さいました。
ありがとうございますm(__)m




そして…

花子さんの腹心の友、蓮子さん。
アンとダイアナみたいにするための架空の設定かと思っていたら、実在の「大正三大美人」で歌人の、柳原白蓮さんと花子さんの関係だったんですね。


その他、多くの登場人物が実在の方のようで、とても魅力的に描かれています。


で、一番驚いた人物が、吉田鋼太郎さんの演じた「九州の炭鉱王  伝助」
不器用で素敵な男性でした。


吉田鋼太郎さんといえば、「MOZU」では恐ろしい役でしたが、伝助さんは怖いのかと思ったら優しい男性。
同じ人とは思えない~  (○_○)!!

さすが、役者さんです。
で、とうこさん(安蘭けい)との噂もあったり(//∇//)  で、勝手に身近に感じてます(笑)




アンの時代背景は、ヨーロッパではエリザベートが生きていたのとほぼ同時期。
アンが憧れた「膨らんだ袖のドレス」は、エリザベート達が着ていたようなドレスなんでしょうね。



新しい朝は、どんな朝でも美しいわ。
だって、今日は何がおこるか分からないんですもの。




そんな、前向きな心を無くさないように、

いつまでも