ペットの死後 〜ペットロスの考え方〜 | 秋月せいらオフィシャルブログ「〜徒然なるままに〜」Powered by Ameba

皆様こんにちは!

随分ご無沙汰してしまいました。『ブログを書け』という念仏が約1名から聞こえてきていたのが、とうとう5名になり空耳で済ませられなくなりまして、本日久々のブログ更新です。


先日私の妹の愛猫が老衰で亡くなり、我が家も2年前に一匹を亡くし残りの1匹は今月17歳となりまして、他にも周囲のペットsたちも老衰やそれ間近ということが重なりましたので、本日は『ペットの死後〜ペットロスの考え方〜』についてお話をしようと思います。


ペットを飼っていらっしゃらない方には到底信じられない話ですが、ペットを家族の一員として迎えていらっしゃる方にとってペットロスというのは深刻な問題です。実親の看取りよりも辛く精神的に長い間引きずったということも良く耳にします。私も馴れ合いのない依存関係(朝一の生存確認以外、お互い放置)という不思議な距離感で日々犬と二人暮らしをしておりますが、いるのが当たり前で、ドライな私でさえもいずれの別れに際して今のうちから寂しくなるなと思ったりもします。


近年はペットたちが生きられる年数も長くなり介護が長くなることも少なくなく、長い介護の中でご家族が疲弊してしまい本当に大切に出来たのだろうかと後悔に苛まれる方、そうでなくとも共にした時間にもっとこうしてやれたのではとネガティブな思いに囚われる方は多いです。


しかしながら私が様々にペットについて鑑定しながら思うことは、良くも悪くも意思疎通が可能な動物というのは、純粋です。

少々ぞんざいな扱われた子も大切に扱われた子も、亡き後に飼い主または家族を『恨む』ような子はあまり見たことがありません。


亡き後についてはそれぞれの性格にもよりますが、活発な子はもうちょっと振り向いてよ!というくらい振り向くこともなく然るべき場所へ上がってゆきます。飼い主にべったりの依存関係が強い子は少々時間が掛かりますが、飼い主に手放す気持ちがあれば必ず彼らの進むべき道に進んでゆきます。

また、亡き後、愛のシャワー?とも言える大きな愛のエネルギーを飼い主に注いでから去るペットもいますし、元気印のような子は有り余るエネルギーを注いで去っていったりもします。


様々な動物たちの死後を鑑定していると、というのは死後もきちんとあり、それは物理的な距離感では測れない壮大なものであると言えるでしょう。

老化で寝たきりが長かった子が草原を走りまわっている姿、天のエネルギー(便宜上で言うなら神様?)の元に抱かれている姿、私が見えるものをそのまま見せて差し上げたいと思うくらいに彼らは幸せな死後を過ごしています。

そして必ずそれぞれの子たちが見せてくれる彼らの思い出’”の中には、飼い主との思い出が含まれます。大体の子が一緒に遊んだ姿よりもおやつやご飯のエピソードなので、飼い主の方からはもっと色々思い出あるでしょう!とツッコミが入ったりします。笑


苦しかったことや悲しかったことがトラウマになる子は、皆様が思っていらっしゃる以上に少ないです。(0ではありません)

人間のように成仏出来ない魂が意外と多いなんてこともありません。(こちらも0ではありません)

亡くなる間際の姿というのは、見ていられないくらいに苦しいものかもしれませんがそれを死後、引きずる子もほとんどいません。



このように家族から愛されて生き抜いたペットたちは皆、苦しみから解放されて大きなエネルギーに包まれることとなります。

底知れぬ寂しさ、空虚感、戻ってきてほしい、会いたいという気持ちは百も承知で申し上げますが、皆様の亡きペットへのそういった思いが強ければ強いほど、本来導かれる大きなエネルギーよりも自然に逆らおうとするエネルギーの方へ魂を引っ張ってしまいます。

魂が肉体から抜ける、然るべき場所へ上がるというのが自然な流れだとすると、それは自然とは言えず亡きペットにも大きな負担が掛かることとなります。


だからこそ時間は掛かるかも知れませんが、共に生きたペットの飼い主としてペットの幸福を祈るならば、泣き暮らすことなくネガティブなエネルギーで引っ張ることなく、ただただ『いってらっしゃい』という思いと共に、皆様の心の中にこれからも愛するペットとして刻んでいただきたいなと思うことです。


また人間の子供を育てることもペットを育て共生することも、その魂を天から預かっているに過ぎません。預かった大切な魂を然るべき場所へ返すという責任を果たしたことに誇りを持ち、尊い思い出をアルバムに綴じることでの役目を肩から降ろして欲しいなと切に願います。

沢山の後悔は、それだけ真剣にペットと向き合ったという証であり、共に生きたのだと胸を張っていただきたいです。


そして、現在元気なペットと楽しく過ごしていらっしゃる方は、惜しみない愛情と共にかけがえのない時間を過ごすことで、唯一無二の絆を紡いで欲しいものです。



長くなりましたが、ペットロスの深みに嵌る方が一人でも少なくなることを願って、本日の一筆でした。

新しい世界への旅立ちを後押しする器の大きさ(時々痩せ我慢)で、亡きペットたちに心配されない日々を過ごしたいものですね。



皆様いつもYouTubeInstagramをご覧いただき誠にありがとうございます。

本日ブログを更新することで念仏を唱える方々がとびきり褒めてくれると思いますので、調子に乗せられてまた近々更新出来たら良いなと思います。笑


変化著しい時節柄、どうぞご自愛の上ご活躍下さいね。



秋月せいら




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