それぞれの生き方 | 秋月せいらオフィシャルブログ「〜徒然なるままに〜」Powered by Ameba

皆様こんにちは。

思考力も身体能力も格段に下がり続けているのは、きっと寒さのせいであり加齢ではないと開き直る今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。


信じられないことに、既に1月が終わろうとしています。

例年ですが、2月半ばあたりまでは今年の指針に関するご依頼が増える時期です。色々な方を鑑定させていただく中で、生き方や人生に向き合うテーマやエネルギーは本当に様々だなと思うことです。

本日はそのような雑感を踏まえて『それぞれの生き方』というお題でお話しようと思います。


皆様が24時間はたまた365日の中で最も重きを置いていることは(仕事、趣味、家庭など)何でしょうか。ここでは頭の中の大部分を占めていることを最も重きを置くものとして定義します。私の場合で言うならば認めたくないですが、どう見ても仕事です。人によって家庭が一番であったり、趣味に没頭する時間だったりそれぞれに良いか悪いかは別として、全てが同じボリュームというのはなかなか難しくあります。

そしてその思考や現実の大部分を占めるものに対する比率が似たような人はいても、その一つ一つに掛けるエネルギーは全く違うものです。

例えば難関資格を取得するのに、15時間勉強する方もいれば3時間しか体力がもたない方もいらっしゃいます。


鑑定中に『多分倒れるけど死なないから、突っ走って』と言うことがたまに?あります。逆に『無理は禁物、自分のペースを理解することから始めましょう』と言うこともあります。倒れるから〜と私にスパルタアドバイスをされて突っ走っていらっしゃる方からすると、私が無理は禁物と言うなんて到底信じられないでしょうし、その逆も然りです。

その方それぞれが持って生まれたエネルギーの強さによって、相対的に見た『頑張る』のボリュームは変わります。

また、何を成したいのかでも変わります。成したいものがあってもエネルギーが足りなければ残念ながら難しいのも実情です。


人には生まれ持った様々な生き方があり、それは十人十色です。無闇に頑張れば良いというものでもなく、怠惰であれということでもありません。その方にしか作れない人生というドラマが存在するのです。

誰と比べるものでもなく、出来ない無理をするものでもなく、ご自身に合った物語を進みゆくことこそが人生なのだと思う次第です。

また、この人生というドラマは主役によって完全なシナリオを作ることが難しいという点が、挫折であったり煩悶する時であったりを生むわけですが、様々な世の中の物語(フィクション)というのは、それがあるからダイナミックな物語として完成します。

起承転結の全てが平和で青天で楽天的なものであったら、あまり大した物語にならないことはご想像通りです。


そして重きを置くものというのは、ライフステージが変化すれば変化してゆくものです。子育てがテーマだった3040代、自身の楽しみを追求する50代など。そこが起承転結の移り変わりなのかもしれません。

是非オリジナリティ溢れる人生という物語を、良い時も悪い時も楽しみながら歩み紡いでいただきたいなと思うことです。


あの人に出来て自分に出来ないのは、何故私はこんな人生を歩む必要がなどといっている間は苦しみが終わりません。いかに難儀を楽しむか、いかにそこから喜劇に持っていくかを考える時間を是非とも楽しんでいただきたいなと願いながら本日の一筆でした。


私個人としては、難儀は自虐ネタ1ついただき!と捉えるようにしているので、きっと私の周囲は私が少々難を抱えている人生の方が、観客として楽しめているのではないかと自画自賛する今日この頃です。


今冬は非常に冷え込みが厳しく、過ごしにくい毎日ですが寒さに負けず素敵な毎日をお過ごし下さいね。

皆様の毎日が光に満ちた実り多きものでありますように!