前の続き。
俺の性格は基本的に飽きやすいので、それは外食やつまみでも同じ。一時期良く行っていたり、食っていたものが、ある時から突然、全く行かなくなったり食わなくなったりする。
外食の話から。回転寿司の「やざえもん」も、今はぱったり。寿司は、酒のつまみには重いと感じるようになった。舎利は握ってあるから、米が詰まっている。普通、飯はさら盛りなんで、寿司は見た目よりも結構重い。
腹が一杯になってしまうと、気持ち良く酔えない。空きっ腹で飲む酒の方が俺は好き。四肢まで沁み渡る感じが堪らない。おまけに、空きっ腹の方が眠くならないと言う不思議。
本物の酒飲みが、最終的に辿り着くつまみが、塩、と言うのは良くわかる。俺も家でちょくちょくやっているよ。
「すばじらぁ」もここ数か月行っていない。と言うか、ラーメン自体、ほとんど食っていない。沖縄そばも同様。カレーすらも。酒の無い食事が勿体無いと言う思考になっている。そんなんで無駄なカロリーを取りたくない。
酒の無い食事の満足感って、一瞬だけなんだよ。腹一杯、で終わり。むしろ、その後に動くことが億劫になる。食って寝る、が関の山。つまらないんだよね、飲み屋巡りの幸福感を知っているだけに。
仕事に行く前、特に、今日はフル稼働が確定だろうなあ、なんて時は、朝飯を家で食っていくけど、玄米に生卵を入れただけなんで、食事と言うより、栄養補給、みたいな感覚。腹に流し込んでいるしね。
何か、だんだん人間をやめつつあるような感じ。着々と死に、解脱に向かっているんだろう。いや、解脱は無いな。仏教では禁じられている酒をこれだけ飲んでいる奴が解脱出来ないことは確定。
多分来世はショウジョウバエ。かつて紹介したことがあるが、猩々蝿と書く。「猩々」とは酒飲みで赤い顔をした妖怪。猩々蝿も目が赤く、酒に集まるから、この名前。
屋内にもよくいる、うざい小さい蝿。一晩ワインや日本酒を放置しておくと、この蝿の死骸が浮かんでいたりする。酒に寄って来て溺れ死んでしまう、間抜けな蝿だ。俺の来世はこれだろう。
(続)