爺さんが逝った。俺の母方の。先に書いておくが、別に悲しくはないし、気を使ってくれる必要もない。俺はそういうのが煩わしいと感じる方なんで。
92だか93だかなんで、天寿を全うしただけ。俺も母ちゃんも悲しいという感覚は無いな。実際これくらいの歳だと紅白饅頭を出すとか。
去年の地震で、ってんなら、嗚呼、という思いはあっただろうが、それを生き延びて1年後に安らかに。しかも、一時期大阪に行っていたんだが、死ぬ時は福島で、と言って、そっちに戻って程なく。最高の往生だろう。
福島の母方の実家は、震災のときにも少し書いたんだが、リンク
、津波で完全におじゃん。海のそばだからね。そこの集落もまるまる。で、原発で復興の芽もない避難命令区域。福島に戻ったと言っても、俺の叔父の所に行っていただけ。爺さんからすりゃあ、故郷を思って、その寂寥感に浸りながら生き長らえるよりも良かったかも知れんな。
実際の話、俺からすりゃ少し遠い親戚だが、海のそばで、津波が来ることを知りながら避難せず亡くなった爺さん婆さんもいる。体も動けなかったようだが、家と共にという最期を選んだらしい。