ジジねこ先生:『蜻蛉日記』(かげろうにっき)

の作者・藤原道綱(ふじわらのみちつな)の母は、中流貴族、受領(ずりょう)の娘です。

夫は藤原兼家(ふじわらのかねいえ)です。藤原氏一族は中央の政界で活躍する名門ですね。



女の子ふ~みん:摂関政治というやつですね。



のび太まーくん:セッカン政治?縄で縛ったりムチでたたいたりするの?!



女の子ふ~みん:それは折檻(セッカン)!そうじゃなくで摂関(セッカン)!!摂政と関白の政治、略して摂関政治。

発音同じで意味違う!!



のび太まーくん:つっこみありがとうございます!!!!



ジジねこ先生:幼い天皇の代わりに政治をおこなったのが摂政、成人の天皇を助けたのが関白という役職です。平安中期以降その地位を藤原氏が独占するんです。



のび太まーくん:へー、どうやって?





ジジねこ先生:簡単にいうと、



自分の娘が天皇と結婚

後継ぎの皇子が誕生

皇子が天皇に就任

自分が天皇のおじいちゃんになる

政治の実権は自分のもの

(°∀°)ウマー



という感じです。



のび太まーくん:へー、うまいことやりましたね!



女の子ふ~みん:当時子育ては妻の実家でおこなうのがふつうで、こどもはやっぱり慣れ親しんだお母さん側の一族びいきになっちゃうんだよ。

天皇と外戚関係(母方の親戚)を結ぶと一族が出世するんですね。





のび太まーくん:だんなの兼家さんはその摂関家藤原一族なのか。なるほどね。





ジジねこ先生:そうです。だから、藤原道綱の母にとっては非常な良縁だったんです。



のび太まーくん:それじゃあなにが不満なの?権門の一族と結婚できたんでしょ?玉の輿じゃあないですか。

今で言うと政治家一家のお金持ちの息子と結婚できたって感じなんでしょ?





ジジねこ先生:平安貴族の結婚は一夫多妻制度なんですよ。



のび太まーくん:いっぷたさいせいど? 今回は難しいなあ。



女の子ふ~みん:一人の夫が複数の妻を持つのが普通だったんだよ。兼家は道綱の母以外にも記録に残ってるだけでも七人の妻がいたんだよ。



のび太まーくん:え───!!!そうなの!?

たくさんの美人妻をはべらせてウハウハじゃないですかー。

うらやましい!うらやましい!!うらやましい!!

ちきしょーー!!
まさに七つの大罪!!

俺はお前をけっしてゆるさない・・・・・。




女の子ふ~みん:おちつけよ。カスが。



のび太まーくん:ふ、ふ~みんさん、だんだんキャラきつくなってますねあせる





ジジねこ先生:まあ、男の立場からすればそうですが、やはり女性からすれば辛いですよ。

字数オーバーしたのでその辺の事情を次回にでも。




のび太まーくん:くーーーー!!引き延ばすなああああ!!



つづく