なぜ岡村隆史は、こんなにも叩かれなくてはならなかったのか③ | エメルソン・レオンのブログ

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やっハロー、皆さんこんにちは。前回までのブログで、コメディアンの岡村隆史が自身のラジオの深夜放送の冠番組内で、もう少ししたら困窮したすごい美人が風俗で働くと発言した。その結果、強く非難されて謝罪に追い込まれ、冠番組も形を変えざるを得なかった、ということについて書きました。
で、今日は続きだよ。なぜ岡村が批判されたのかというと、女性差別、女性蔑視の発言をした、風俗通いを肯定して、それを助長するような発言だったということで批判されているのだ。
では私の意見はというと、やはり岡村は自身の立場を考えたら、不用意な発言だったとは思う。批判は甘んじて受けるべきだ。特に貧困層が、コロナウィルスの影響で、さらに困窮していくということを、肯定的に発言するのは、「持てるもの」が「持たざるもの」を得なかった揶揄しているように、取られても仕方がない。
しかし、私は岡村は、タレントという立場上、そうせざるを得なかったのかもしれないが、謝罪など必要なかったし、謝罪するべきではなかったと考えている。なぜか、という私の意見を以下に述べていく。
最初に、岡村を批判している人の多数が、日本は昔から男女差別の野蛮な国であり、それが未だに改まっていない、だから岡村のような発言が公共の放送で報じられてしまうのだ、と言っている。しかし、本当に日本は男女差別が酷くて、女性が虐げられているような国なのだろうか。
結論から言うと、相対的にみて日本の女性は、もしかしたら世界で一番恵まれているかもしれないとすら私は思っている。私の男女間の関係に対する考えは、一言で言えば「男であろうが女であろうが誰であろうが、人は他人に迷惑をかけなければ、何をやっても自由」という事に集約されている。
あくまでも比較、相対的な評価だが、おそらく日本の女性は世界で一番恵まれている。自由だし、安全だし、何よりも少なくとも表向きは「男女差別」という事が否定されている。国によっては、宗教上、あるいは社会習慣によって、男女差別なんて当たり前、何がおかしいのか、という国もいまの世界にはかなりある。男女差別というのが、無条件で否定されている国は先進国を中心にしてあるけれど、間違いなく日本も相対的に男女差別は否定されている国の一つだ。
職業選択の自由があるし、女性が就いている職業は、歯科医師、教師、公務員といった社会的評価が高くて、収入も比較的高い職業が多い。他方、社会的評価が低くて収入も低い職業荷物検査女性は多い。真ん中はあまりいない。でも収入の高い職業に、女性が多数従事できている、という事は紛れもない事実だ。例えば、今は美容整形外科に抜かれてしまったが、以前は開業医として最高の収入を得ていた歯科医の、若い世代に限るが約七割は女性である。医者全体でも、約三割は女性である。教師や公務員の何割が女性かは分からないが、公立学校や役所に行けば、女性の教員、職員を多数みかける。
逆に一般の民間企業のサラリーマンや、政治家には少ない。これは民間企業は、労働環境が日本は劣悪で、特に出世コースに乗ろうとしたら、ほとんどの時間と労力を企業に捧げなくてはならない。日本の二十代の女性が、楽しい事はたくさんあるよ。何が楽しくて夜中の1時、2時まで会社のために働かなくてはならないんだ。
政治家は、そもそも女性で希望している人が極めて少ないのだと思う。多いのは、共産党の候補くらいだね。これは、欧米に比べて政治のあり方が違うからだと思う。これについては、また別の時に述べられたら述べたい。
専業主婦になったら、なったとして家庭の財政を一手に握る事ができるし、子供の教育に関しても、忙しい夫を差し置いて主導権を握れる。妻が家庭の財政を完全に握って、夫が小遣いもらっているような國はかなり少ない。
ブラジルなんか、全て夫が握っている。妻は夫の給料が入ったきたら、なんせ一週間くらいで全部使っちゃうからね。あとは次の給料日まで借金だよ。
何よりも、日本の女性はオトコを怖れていない。男は、自分たちに優しくて、害をなすものだとは考えてもいない。外国では、男性、特に知らない男性に対して女性は、潜在的な警戒心を持っている人が多い。アメリカと日本のレイプ被害にあっている女性の数からして、かなり違う。
そう、かなりの国では全員ではないが、オトコとは女性にとって怖いものなのだ。
また、平均寿命の男女差からみても、やはり日本の女性は恵まれている。先進国の平均寿命の男女差は、少し前の西ドイツで4・5歳、最近のアメリカでは5歳、それに対して日本は、ずっと7・2から7・3歳と、凄く差がある。
これはおそらく日本の男性は、仕事のし過ぎで肉体を酷使しているからだと思う。それに伴って、ストレスも多い。日本では、女性の方が人生が平均的に楽で、女性としての生活を楽しむ機会が多い。
開発途上国では、例えばネパールなんか、男性よりも女性の方が平均寿命が短い。開発途上国になればなるほど、女性は早く大人になり、早く歳を取り、早く死ぬ。
では、なぜ岡村の発言に対して、一部の女性が激しく噛みついて、岡村を謝罪しろ、芸能界から追放だと騒いだのだろうか。それは、そういう女性の人生が、特に女性としての人生がうまく行っていなくて、不満があるからだと思う。
私の人生がうまくいかなかったのは、日本社会に男女差別があるからだ、男性が女性である自分に、女性だからといって酷い目にあわせたからだ、という思いがあるからではないか。そこに、今回の岡村の発言が大きく取り上げられたので、夢中になって飛び付いた、というのが実情ではないか。人生に不満、不条理をあまり感じていない人は、岡村の謝りかたまで悪い、と明らかに感情的になってまで、批判はしないと思う。
でも、今の日本は男女差別社会だ、女性は不当に扱われて迫害されている、と今回の岡村の発言をきっかけに大声を上げている女性の皆さん、よく考えてみてください。あなたが男性から不当に扱われてた、と感じた事と同じくらい、男性から良くしてもらった事があるはずです。人というものは、人から良くしてもらった事は忘れやすく、恨みつらみは強く覚えているものなのです。
次回は性風俗と、岡村の今回の発言に関して書いて行きたいと思います。また近々ブログを書きますから、宜しくね。ごきげんよう