日本というのは同質性を強いる社会で、何か自分の主張をしたり、他人と違っていたりすると浮いてしまうことになり、違うということは駄目なことであるみたいな習慣があります。


つまりみんな同じでないと落ち着かない。そんな社会です。


一方サッカーを見てみましょう。


昔はやたらと組織が大切。輪を乱す奴はいらない。などいわれてきました。トルシエジャパンのときは組織化した力が非常に重用視されてきました

しかし現代サッカーは個の力が非常に大切になってきます。特に南アフリカワールドカップ前から現代にかけてメディアが良く個の力を使うようになったように感じます。

日本も南アフリカワールドカップを境に目覚ましく発展をとげ、本田選手、長友選手、香川選手、内田選手というような圧倒的な個の力が出て来たように感じます。


しかし、個の力は組織力と上手くバランスをとることで本当の力を発揮します。
象徴的なのが、ドイツワールドカップの日本代表でしょう。

中田英寿、中村俊輔、小野伸二、高原直泰など個の力としては圧倒的な力を要していました。
しかし、ジーコ監督の自由、創造という言葉の定義をチームが正しく認識することができず、自滅してしまいました。

また中田英寿とチームとの溝が上手く噛み合ずチームが空中分解してしまったのも大きな原因でしょう。これからもわかるように、圧倒的な個の力があったとしても、チーム一丸となって戦わなければ、これからの現代サッカーに勝っていくことは難しくなります。


しかしやはり個の力は大切で、圧倒的な個の力があって組織が育つ。これを世界で一番体現できているチームはスペインではないかと思います。


もともとスペインは個の力は以前から評判は良かったです。しかし、レアルマドリード、バルセロナ間の問題、人種問題などによるチームワークの悪さ故にワールドカップ優勝ができないということもしばしばありました。

しかし、南アフリカワールドカップの時の監督ビセンテ・デル・ボスケによるチームワークの改善によりもともとの個の力の上にチームワークが重なり、今では無敵を誇るチームになりました。


だいぶサッカーの話にズレてしまったのですが、今の社会も同じことが言えるのではないでしょうか?

大企業になればなるほど個の意見を排除し、企業は意見の違う個を組織の一部にしようとあらゆる手をつかってくる。
学校も同じです。先生と意見が合わなければ、権力で押さえつける。また周りの生徒と意見が違えばまず返事扱いされ上手く個というものを出していくことができません。

そしてそれに耐えきれず、意見の違う個は組織の力になるか、仕事や学校を辞めることになるます。

しかし、今必要にされているのは会社の組織的な力よりも個の力、周りを恐れず自分の意志を貫く力なのではないのかと思います。


日本代表が組織力から個の力にシフトし成果を上げたように、日本社会も組織の力から個の力にシフトし、これからの日本を支えなければいけないのではないか。

その個の力の源となるのは確実に若い力です。

僕も含め、若いあなた達が今力をつけ社会を変える力を持たなければならないと感じています。


たった一人では無力な存在かもしれない。しかし、強烈な個の力が集まればものすごいエネルギーを発するはずです。


周りと違うことを恐れず、前を向き戦っていきましょう。