小学校のアウトプット会で気づいたこと
―― 子どもが伸びる場に共通している、大切な関わり
⚫️「授業参観」とは違う、子どもたちのアウトプットの場
こんにちは。清野明子(せいの あきこ)です。
昨日、息子(小学3年生)の学校で、総合的な学習の時間のまとめとしての「アウトプット会」がありました。
それは、これまでのいわゆる「授業参観」とは違い、数か月にわたって取り組んできたことを、子どもたちが自分の言葉で伝えてくれる会でした。
発表する子どもたちも、見る側の子どもたちや保護者も、教室内、全クラスを移動しながら参加する、とても動きのある、いきいきとした会。
⚫️自分の言葉で伝える子どもたちの姿
息子は、図書グループで松本中央図書館について調べたことを発表していました。
グループはクラスを超えたメンバー構成。
蔵書の数、働いている人の数、昔の本はマイクロチップで管理されていること、CDの数、玄関にあるリサイクル季節の飾り、など、私の知らないことばかりでした。
そして、1人ひとり自分のお気に入りの本を、ポスターにして紹介してくれました。
役割分担をしながら、それぞれが「自分の言葉」で伝えている姿が、とても印象的でした。
堂々としている子もいれば、少し緊張している子もいて、
そのどれもが、子どもたちらしく、微笑ましかったです。
他にも、松本の井戸水プロジェクトがあり、私は北門と現智の井戸の水を実際に試飲させてもらいました。
松本観光をテーマにしたプロジェクトもあり、どのグループも自然に役割分担ができていて、子どもたち同士が支え合いながら学んでいることが、はっきりと伝わってきました。
⚫️会場に広がっていた、あたたかな反応と対話
聞いている子どもたちや保護者の表情も、とても生き生きしていました。
発表が終わるたびに、
「わあ、すごい!」
「そんなところまで調べたんだね!」
「質問ありますか?」
と歓声が上がり、自然と拍手が起こります。
その空気が、また次の学びを生んでいくのだと感じました。
「〇〇くんの発表、すごかったね」
「どうやって調べたんだろうね」
そんな会話が、親子の間で自然に生まれていく様子も、あちこちで見られました。
⚫️発表して終わりじゃない ― 次につながる仕組み
そして、何より心に残ったのは、発表して終わりではなかったことです。
聞いた子どもたちや保護者が、ポストイットに感想を書き、それを発表した子どもたちに渡す。
その光景を見たとき、ふと、こう思いました。
「あれ? これ、セイノ式のママタイムと同じだ」と。
⚫️セイノ式の英語教室で毎週見ている、同じ循環
毎レッスン最後の「ママタイム」では、生徒1人ひとりが、英語日記や絵本などを発表します。
たくさんの保護者の方がこう言ってくれています。
「〇〇くんみたいに発表したい!って言っています」
「次は、〇〇ちゃんみたいにあんなふうに絵本を読めるようになりたいそうです」
「英語日記を書いてみたいと言い出しました」
誰かの挑戦が、周りの子の「やってみたい!」に火をつける。
子どもがアウトプットし、 大人がよく見て、よく聞き、 その子に合ったフィードバックを返す。
その言葉が、 次の「やってみたい!」を生み、 学びが循環していきます。
セイノ式のママタイムも、まさに同じです。
セイノ式の教室では、その循環が、とてもあたたかく、力強く回っています。
⚫️子どもが伸びる場に共通しているもの
拍手や歓声、「すごいな」「次は私もやってみたい!」そんな気持ちが、子どもたちの中に新しい学びを生み出していきます。
昨日の学校には、子ども同士が互いを大切にし合う、寛容さと温かさが満ちていました。
それは「アウトプット」と「関わる大人」があるからこそ育っている空気なのだと思います。
⚫️ そばで関わるということ
子どもは、一人では育ちません。
大人がそばで見守り、言葉を受け取り、少し背中を押す。
それだけで、子どもはもう一段、伸びていきます。
でも、大人が完璧である必要はありません。
子どもの挑戦と、大人の受け止めの積み重ねが、子どもの学びと自信を、確かに育てていくのだと思います。
昨日のアウトプット会で感じたことと、私の教室で毎週行っているセイノ式のママタイム。
その二つは、同じところに根っこがあるのだと、改めて感じました。
セイノ式のママタイム、もしよければ、ぜひ一度のぞいてみてください。
無料体験レッスン受付中
実際のレッスンを在籍の生徒さんと、無料で体験していただけます。
清野明子英語教室
清野明子( せいの あきこ)
090-4820-5709
松本市沢村3-2-3
深志高校から北へ車で数分。
クスリのサンロード蟻ヶ崎店と信濃毎日新聞沢村専売所の間の道のつきあたり
・親子クラス(未就園児)
・幼稚園・保育園クラス
・小学生クラス
・中学生クラス
・お教室へのアクセス
・お問合せフォーム
信州大学附属松本幼稚園、インターナショナルスクールオブ長野(ISN)、松本中央幼稚園、桐保育園、松本光明幼稚園、松本幼稚園、認定なぎさ子ども園、岡田保育園、信学会松本神映幼稚園などの園児さんが通ってくれています。
信州大学附属松本小学校、才教学園小学校、開智小学校、梓川小学校、山辺小学校、岡田小学校、本郷小学校、島内小学校、開明小学校、筑摩小学校、源池小学校などの生徒さんが通ってくれています。
信州大学附属松本中学校、才教学園中学校、諏訪清綾中学校、鎌田中学校、旭町中学校、女鳥羽中学校、梓川中学校、筑摩野中学校、信明中学校などの生徒さんが通ってくれています。


























