朝は鈴虫が鳴いているというのに、昼間は蝉が鳴いています

秋なのにまだ夏で

夏なのにもう秋なんですね


蝉はもう
秋が来ていることを知っているのか、いないのか


「私の夏はこれからだ!」

と言わんばかりに鳴いています



それぞれが生きている

私も生きている

みんな生きている

この澄んだ青空の下

力の限りに-綠








心配な気持ちを抑え切れなくて電話しちゃいました。
具合はどうですか?
しんどかったらもう切りますね。


「かまへん。大丈夫やで」


思ったより元気そうな声で少しホッとしました。


あの人は、どこが辛いのか、
何が今ストレスなのかを少しづつ話してくださいました。


私はあいづちをうちながらも、
ただ静かに聞いていました。


「電話くれて本間に嬉しいよ。
ありがとう。

あんたの言わんとしている事、
私よく解ってるから。

前向きに、
ゆっくり進んでいくからね。

本音で話し出来る相手がなかなかいてない中、

こんな話しが出来るあんたに出会えたという事は、

私の一つの幸せなんやなと思う。

あんたの暖かい心で、

今日はゆっくり眠れそうや。

電話本間に嬉しいよ。
ありがとうね」


いつもお世話になっているあの人に、

何か出来る事はないかと思い、掛けた電話。


『あんたに出会えたという事が私の一つの幸せかもわからん』


こんなに嬉しいお言葉をいただきました。

私があの人に心をあげるつもりが、

私の方が結局また心をいただいてしまいました。


”前向きに進んでいく”


あの人のそんな姿に

私は胸が熱くなりました。







あの人が、うつ病になったと聞きました

私を気遣い、
いつも可愛いがってくれていたあの人


私に何か出来ることはあるでしょうか?


ご飯を差し入れ?

本をプレゼント?


色々考えます


私があの人だったら
どんな事をしてもらうと嬉しいだろう…




そうだ

物じゃなく、

私の[心]をあげよう

そう思いました。



「具合はどうですか?




それだけ電話で伝えてみよう


今は誰とも話したくないかもしれない


でも、
その逆かもしれないんです