以前 演奏のお仕事をさせていただいていた三田屋をやめてから
私が初めて小さなコンサートを開いたのは
2006年 自宅リビングでの『第1回北山ライブ』でした

それ以降 2回ほど北山ライブを開かせていただきましたが
2010年からは
ギターのIさんと「IDO」という名のデュオを結成し
高齢者施設やレストランなどで ささやかな演奏活動をしていました

今年4月に八幡市の高齢者ホームの演奏会が終わった後

私はスケジュール帳を開いて
次回の演奏会の予定を考えていました


しかし
ギターのIさんは 少し前から
高齢のご両親の介護のために
一ヶ月の半分を九州で生活していて

忙しい彼女のことを思うと
しばらくの間は 演奏活動はできないような気がしました

しかも
今年の夏には
私は10日ほどメキシコへ行くつもりだったし
秋には茶会などの行事も予定されていたので
次回のライブは
早くても11月下旬になると思われました

その時
まだ真っ白な11月のスケジュール帳を眺めていた私は
何となく

『するなら11月23日かな・・・』

と思いました

11月23日というのは
かつて 私が心の世界の探求に導かれた大きなきっかけとなった
インドの聖者サイババの誕生日でした 

今年4月 84歳であの世へ旅立ったサイババに
何か感謝の思いを伝えたいような気持ちだったのです

また
11月23日といえば『勤労感謝の日』

自然の恵み
人々の営み

全てに感謝する気持ちを
皆が思い起こす日でもあるのだから

あらゆる意味で感謝の気持ちを表現するコンサートを開くには
もってこいの日だとも思ったのです



しかしその後 夏が終わる頃までは
特にライブのことを真剣に考えることもなく
時間は過ぎていきました

やがて
残暑の中にも 時折秋の光を感じるようになった頃です

ギターのIさんは
相変わらず九州に行ったりきたりの生活が続いていて
私も 過密スケジュールの日々を過ごしていましたが

ある時ふと

なんだか妙に
【1123】の番号の車を何度も見かけることに気づきました

そして
「これは11月23日にライブするべきというメッセージなのかなあ」と思い

もしライブをするべきなら
きっとそういう流れがあるはず・・・

その流れを感じたらやってみようか・・・

と考え始めました

そこで とりあえず
以前ライブをさせていただいたティーハウスに行って
紅茶でも飲みながら
お店の人と話をしてみようと思い立って
車を走らせました

ところが
なんと そのお店はシャッターが下りていて
そこに小さな貼り紙が貼ってありました

車を下りて歩み寄って読んでみると

病気療養のため
しばらく休みます

と書かれていました