第2回神奈川本大賞受賞作『白バイガール』続編

『白バイガール 幽霊ライダーを追え!』

自主制作PVの放映店舗募集中!

佐藤青南が自分で作ってます!

お問合わせはこちらまで。

 
エンマ様シリーズ最新作!
『ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻』

好評発売中!

 

新シリーズスタート!!
『オイディプスの檻 行動心理分析班』
好評発売中!

 

久しぶりにログインしたらAmebaの仕様がまたマイナーチェンジしてて戸惑いが止まらない!

どうも、一か月ちょっとぶりのご無沙汰です。

怒涛の年末年始を乗り切って気が抜けたせいか、それともたんなる老化か、この一か月ほど風邪を引きっぱなしでどうにも体調が優れないでいました。

いまの風邪は喉に来ますね。

小学校ぶりぐらいに、まったく声が出なくなりました。

小学生のときに声が出なくなったときには、自分の肉体を思うように制御できない感覚と、おもしろがるクラスメイトの反応が嬉しくて、声が出ないのにわざと無理して喋ってウケを狙ったりしていたものの、一日で回復してしまって少しがっかりしたという記憶がおぼろげに残っているのですが、今回はまともに声が出るようになるまで一週間近くもかかってしまいました。

いまだにゲホゲホやってます。

やっぱり体力の衰えということなんでしょうか。

なんだか年々身体が弱くなって体調を崩すことが増えたし、年々回復に時間がかかるようになっている気がするので、あと十年二十年経ったときに自分がどうなっているのか不安でしょうがありません。

 

それはそうと告知です。

『ひと駅ストーリー』がマンガになりました。

中山七里さん、岡崎琢磨さん、乾緑郎さん、深町秋生さん。吉川英梨さん、武田綾乃さんという豪華メンバーに加えていただいています。

ひと駅シリーズに再録されるたびに、同じ原稿を何度使いまわすんだとぐちぐち言ってきた『雪の轍』が原作です。

マンガなら新たな読者に届きそうだし、小説を読んだ方も新たな楽しみ方ができそうだということで口うるさい僕もにっこりほっこり。

というわけで本日発売。

よろしくお願いします。

 

そして、次なる告知。

今年度も『消防女子!!』シリーズと横浜消防のコラボは続きます。

横浜消防さんとのお付き合いももう三年だっけ?

いつもお世話になっています。

これまでの求人ポスターは上遠野さんのコミック版カバーイラストでしたが、今回はスカイエマさんの『灰と話す男』のカバーイラストです。

横浜市内のあちこちに掲示されると思います。

そして僕のほうでも掲示していただける場所を募集します。

お店とか、地域の掲示板とか、その他もろもろ人目につくような場所をお貸しください。

ぜひよろしくお願いします。

お問い合わせはお気軽に。

 

閑話休題。

 

新年度を迎えまして、環境が変わったという方も多いのではないでしょうか。

ふと気づけば僕も上京から丸19年が過ぎていて、今年で20年目の節目の年になります。

ちょうど19年前の4月に、東京にやってきました。

本当は3月のうちに上京する予定が、直前に盲腸になって生まれて初めての入院を経験したために、上京が遅れてしまったことをよく覚えています。

ご存じのように当初僕はミュージシャンを志していて、建前上プロを目指すという目的は掲げていたもののとても自分にそんなポテンシャルがあるとは思っていなくて、日本で一番レベルが高い(と思われる)東京のライブハウスシーンを体感すればすっきり諦めもついて、分をわきまえた生き方もできるようになるだろうぐらいの考えでした。

とりあえず2年、漫然とすることなく必死で動いてみたら、自分がどれだけ通用するのかも見えてくるのではないかと思っていました。

諦めがついたら田舎に帰ってコンビニの店長にでも収まるか、もし上手いこと音楽業界に入り込めていたら裏方さんになろうかと。

そして2年動いてみた結果の感触が「これはイケる!」でした。

まあ、いま小説家になっているということは、イケなかったわけですが。

技術的に通用すると自信を持ったのではなくて、「プロになるのに技術はあまり関係ない」という真理に気づいてしまった、という感じでしょうか。

 

え? プロだから技術は大事じゃないの?

 

もちろんあるにこしたことはありません。

 

でも、ことプロになるにあたって重要かどうかという観点では、断言できます。

 

ないです。

 

だって下手でも売れてる人、たくさんいるじゃないですか。

そういう人がいるってことは、裏を返せば上手いのに認められない人もたくさんいるってことです。

実は下手なりのメリットってけっこうあるんです。

素直に学ぶ姿勢を持ち続けられるとかね。

技術があると変にかたくなになって他人の助言に耳を傾けられなくなる可能性があります。

いわゆる芸術の分野の評価って主観なので、気に入らない意見を「おまえにはわかんねーよ!」と撥ねつけることはいくらでもできます。

自信が視野を狭め、成長を阻害することもあるというのは皮肉なものです。

 

とにかくコンテンツビジネスはそういうものだと学んだからこそ、その後僕はまったく経験も知識もなかった小説の世界に挑戦できたのだと思います。

小説も、なんでこれが!?

というものが売れてたりするでしょう?(こらこら)

 

まあでも、じゃあ完全に運任せなのかというとそうでもなくて、具体的な話は長くなりそうなので、要望があればまた次回以降にでも。

要望があればね。

あと気が向けば。

 

さあ新年度、頑張りましょう!

 

さ と う 0103006