わたうれ253

自主制作CM、参加者募集中!!

・もっと露出を増やしたい役者さん
・発表の場が欲しいクリエイターさん
・特技はないけど楽しそうなので参加してみたいという人
等々。

門戸はつねに広く開放しています。

こちらまでお気軽にお問い合せください。


横浜市オフィシャルウォーター『はまっ子どうし The Water 超使命感ボトル』発売中!!

超使命感ボトル


『消防女子‼』とコラボした限定ボトルです。

詳しくはこちら


非リア充イケメン三人組、ローカル線を行く!

『俺たちトレインスポッター』
小学館『きらら』で連載中
『WEBきらら』で第一回が読めます。

こちらからどうぞ。


書店さまへの販促のご案内はこちら



『白バイガール』(実業之日本社文庫)好評発売中‼


白バイガール (実業之日本社文庫)/実業之日本社

¥640
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エンマ様シリーズ第4弾!!
『サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻』(宝島社文庫)好評発売中‼


サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/宝島社

¥713
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こんにちは。
腰痛もちです。
家具転ポスター

これは『消防女子‼』と東京消防庁がコラボしたポスターです。
コミック版『消防女子‼』の上遠野さん描き下ろし!
蘭のやつ、ついに東京消防庁にまで出向しちゃいました。
まだ街中で掲示されているところを見たことがないので、見かけたら教えてください。

『サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻』もおかげさまで売上好調なようです。
「なんでこんなに売れてるんですかねえ?」と担当さんも首をかしげていました。
相変わらずナチュラルに失礼なやつです。
シリーズ物は作品を重ねるごとに売上が落ちていくのが普通だけど、エンマ様シリーズは逆にどんどん伸びているらしいです。
「佐藤さん、またなにか裏から手をまわしたんですか?」と担当さんからあらぬ疑いを向けられましたが、もちろん違います。
たしかに僕はいろいろと動き回るほうですが、それだけに、本を売るために作家自身ができることなんてたかが知れているというのも、身に染みてわかっているつもりです。
これは読者の皆さんのおかげです。
皆さんが発売を待っていてくださったり、お友達にすすめてくださっているからだと思います。
本当にありがとうございます。
皆さんにシリーズを育てていただいている実感があります。

そしてエンマ様シリーズについてはおなじみ船橋のときわ書房にお邪魔し、サイン本をたくさん作らせていただきましたので、よろしくお願いします。
明後日には有隣堂厚木店でサイン本を作らせていただく予定ですので、お近くの方はお楽しみに!
そのほか、佐藤青南にサイン本を作りに来てほしい、あるいはうちの店で推しているから売り場を見て欲しい、でもかまいません。
そういう書店さん書店員さん、いらっしゃいましたらお気軽に声をかけてください。
佐藤青南は応援してくださるお店があれば、全国どこにでもうかがいます。

さて本題。
今日は『市立ノアの方舟』の発売日です。

市立ノアの方舟/祥伝社

¥1,728
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出だしから文庫に比べて高額な単行本、小部数、本屋大賞の発表と発売日がかぶるという三重苦を背負ってしまった作品ですが、ぜひともよろしくお願いします。
どんな作家さんの本でも文庫になるまで買わないという人はしょうがないけど、単行本も選択肢に入るよという人にはぜひ購入をご検討いただければと思います。
不本意な人事異動で突如動物園の園長にされた男が、経営不振の動物園を再生させようと奮闘するお話です。
動物を通して人間を描きたいと思いながら書きました。
悪くないと思います。
ちなみにこれ、記念すべき僕の10作目なんです。
ご祝儀だと思って買ってください。

CMも作りました。
いろんな人から絵を描けるんだからやればいいのにと言われ続けていたんですが、ついにやりました、アニメーションです。
作業は面倒くさかったけど、動きが少ないので一日でできました。
どうぞ。

けっこうよくできたと思うけど、いかがですか?
個人的に気に入っているのは、リンゴが回転しながらゾウの鼻に落ちるときの動きです。
ほかには細かいところが気になるけど、修正する気力はありません。
お忙しい中ゲラを読んでいただき、コメントを寄せてくださった三省堂書店の内田さん、あおい書店の大西さん、紀伊國屋書店の山本さん、有隣堂の宮嵜さん、ありがとうございました。
CMでもコメントを引用させていただきました。
こちらのCMをご活用くださる書店さんございましたら、祥伝社のほうまでお申し付けくださるか、僕まで直接ご連絡ください。

にしても、ようやくこいつが出てほっと一息です。
『白バイガール』、『サッド・フィッシュ』と合わせて三作同時進行はさすがに大変でした。
執筆時期は違うけどたまたま刊行が同時期になるパターンはけっこうあると思うのですが、僕の場合は一冊ぶんも書き上がっていないのに数か月後に三冊の発売が決まるというパターンでして、間に合わなかったらどうしようというプレッシャーがハンパなかったです。

たしか『白バイガール』の初稿〆切が11月5日だったっけな?
だけど『このミス』BOOKに連載していた『サッド・フィッシュ』の第三話の作業がなんやかんやで10月いっぱいぐらいまでかかってしまい、『白バイガール』を書き始めたのが11月1日でした。
いくらなんでも5日で長編一本は無理だなと思いつつも、実日の担当さんにすぐには連絡せず、11月5日ぎりぎりまで粘りました。
というのも「これから執筆にとりかかるので間に合いません」と連絡されただけでは、担当さんもじゃあいつまでに原稿が上がるのかと不安でしょうがないだろうと思ったんです。
だから必死こいて5日まで作業を進めてみて、だいたいのめどがついたところで初めて「あと10日くださいっっっ!」と連絡したのでした。
その時点で150枚ぐらい書いてたんだっけな?
あと10日でイケるかどうか微妙だと思ったし、実際二日ぐらいオーバーしちゃったんだっけな。
そんな感じの綱渡り。

やってみればできるものだなというのが、率直な感想です。
だからといってまたやりたくはないけど。
どうやったら計画的に物事を進められるようになるんだろう??
とはいえ、自分の能力を超えた負荷がかかることによって、少しキャパシティーが広がって一皮剥けた感があります。

とかなんとかすごいでしょアピールみたいな感じで書いてきましたが、執筆にかけた労力や苦労がそのまま作品のおもしろさに結びつくわけではありません。
会社員と兼業しながら僕なんぞ目じゃないペースで出版してきたのがこのミス同期の喜多喜久です。
今回発売日がかぶってしまった模様。
いわば僕がOASIS、喜多喜久がBLURでシングル発売日がかぶったみたいな展開ですよ。
懐かしのブリットポップムーブメントの時期にありましたよね(かっこつけすぎ)。
アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥648
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そういえばデビュー当初、なかなか書きたいものを書かせてもらえない的な泣き言メールを送ってきた喜多さんを、あんだけ売ってもらっといてなに言ってやがんだ好きなように書かせてもらえるまではおとなしく版元の言うこと聞いとけ的な上から目線の文章で諭したことがあったなあ。

いまやすっかり老いて枯れた。
じゃなくて置いてかれた。
悲しい変換ミスするなよ、うちのPC。

まあ、悔しかったりうらやましかったりはするけど、同期の活躍は刺激にもなります。
同じく同期の乾緑郎さんも含め、どうやら三人ともデビュー五年の壁は超えられそうです。
さて十年後はどうなっていることやら。

さ と う 0103006