４コママンガ『実録素人ドキュメント　私を売れっ子作家にしてください!!』　第182話

実録素人ドキュメント　私を作家にして下さい　-佐藤菁南ブログ--「私を売れっ子作家にして下さい!!」ロゴ

この季節、自販機でホットコーヒーを買おうとして間違ってコールドのボタンを押してしまったときのやるせなさといったら……もぉっ！！
こんにちは、菁南です。
若い頃はクリスマスに予定がない人を馬鹿にしたり、また自分に予定がなかったりすると焦ったり、みじめな気持ちになったりしたものですが、今思えばたんに暇だったのだという悟りに達しました。
昨今はハロウィンなんかも大々的に祝う風潮のようですが、僕はクリスマスどころか盆暮れ正月関係なしに年中無休で営業します。
たんに集中してやれば済む仕事をだらだら引き延ばしてるだけ、という話もありますが。

さてさて、TSUTAYA BOOKSTORE 有楽町マルイで開催中の『行動心理捜査官テスト』、もう挑戦してもらえましたでしょうか？

↑こんな感じでやってます。

↑長野にお住まいの春原くんの親御さん、息子さんは頑張ってます！！　ってか息子さんにはお世話になってます！！

↑伽古屋さんのサイン本も置いてもらってます。軽く“伽古屋圭市フェア”状態です。

帝都探偵謎解け乙女 (宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ)/宝島社

￥690
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僕は展開初日のお昼頃、お店にお邪魔してきました。
スタートからちょうど一時間が経ったあたりですね。
その時点で挑戦者は一人、しかも不正解、ということだったんですが、その後、正解者は出たのかなあ？
栗俣さんの話によると事前に４人の店員さんに挑戦してもらって、うち１人があてずっぽうではなく、根拠を挙げて正解できたということですよ。

いつものように売り場を見せてもらいながらだらだら喋って、お腹も空いてきたしそろそろおいとましようかなとしたところ、ちょうど“PRESS”のカードを首から提げた人とすれ違いまして。
その方が『新文化』という業界紙の記者さんだったんですね。
『行動心理捜査官テスト』を取材に来てくれていたんです。
「ちょうど佐藤さんが来てるから、一緒に取材受けたらいいじゃないですか」
と栗俣さんがいうので、流れで取材を受けてきました。

いやーなかなかないですよ、“流れで”取材を受けるというのは。
立ち会いは強く当たって、後は流れでお願いします。
の“流れ”とはわけが違うのです。
こっちは演出なしのガチですからね。
ともあれ早速取材していただいいて、ありがたい限りです。
栗俣さんと腕を組んだ写真を撮ってもらったりして、楽しい取材になりました。

それはそうと栗俣さんと雑談してるときに、
「『文蔵』で名前を挙げられてましたよ」
「なんすか？　ブンゾーって？？」
となったんですが、これでした。

文蔵 2014.1 (PHP文芸文庫)/PHP研究所

￥650
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PHPが発行してる文庫サイズの文芸誌的なものみたいですね。
今月号では“「書店員が最も惚れた小説」2013”という年末らしいアンケート企画をやってまして。
“2013年、私が選ぶ「この一冊」”で芳林堂書店高田馬場店の飯田さんに『ジャッジメント』を、“2014年、私が注目している「この作家」”で丸善津田沼店の沢田さんに『佐藤青南』を挙げていただいてました。
ぜんぜん知らないところでおすすめしていただいているのを知るってのは本当に嬉しいし、モチベーションが上がりますね。
しかも「この一冊」にしろ「この作家」にしろ、名前が挙がってるの、このミス勢では僕だけなんですよ！！（←ここすごく重要な喜びポイント）
僕だけ！！（←しつこい）
この仕事、読者に届いてんのかどうかわかりづらくて、手応えが掴めなかったりするんですが、ちゃんと自分の知らないところで期待してくれる人がいるんだなあと実感できました。
毎年恒例の企画なのか知らないけど、もしそうなら来年も名前を挙げてもらえるように、そしてできればもっとたくさんの人に期待してもらえるようになりたいです。

というわけで頑張らないと！！

さあ、やるぞ！

むむむ……！

……言うは易し、行うは難しを体現しつつ、今回の結びとさせていただきます。

消防女子! ! 2 (バンブーコミックス)/竹書房