今年初の寒波が襲来し、いよいよ冬本番とニュースで報じてました。
え!? まだ本番じゃなかったの!?
とテレビに向かってツッコミを入れてしまったのですが、毎年同じようなことを言ってることに気づいた冬が苦手の菁南です。
ちなみに夏も苦手で、花粉症なので春も苦手です。
年末に向けて待ったなし、まるで早送りのような毎日でありますが、ミステリー好きにとって年末の風物詩と言いますと『このミステリーがすごい!』ですね。
このミステリーがすごい! 2014年版/宝島社
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ランキングには無縁の僕ですが、例のごとく『このミス』大賞作家の隠し玉というコーナーにちょっとだけ書いてます。
ちょうど伽古屋さんと並んでいて、内容を読むと伽古屋さんが振って僕が落とすみたいな絶妙なリンクになってますが、事前の打ち合わせはいっさいありません。
もはや阿吽の呼吸ができあがっているのでしょうか。
そんな伽古屋さんの新刊『帝都探偵 謎解け乙女』、好評発売中です。
帝都探偵 謎解け乙女 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/宝島社
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当ブログで伽古屋さんの新刊をゴリ押しするのが恒例になってますが、今回はひいき目抜きで素晴らしい出来だと思いますよ。
じゃあこれまではどうだったんだと言われると、まあ……ごにょごにょ。
いや、これまでも巧さでは僕なんかより断然上だったと思うんですが、題材の選び方とかでたぶん僕のほうが売れるよなーとか、失礼ながら思ったりもしてました。
ほんと失礼ですが。
でもそうやって自己肯定していかないと、モチベーションを保つのは難しいですからね。
伽古屋さんは大事な友人だけどそれ以前に商売敵でもあるわけですし、負けるわけにはいかないのです。
でも今回の作品を読み終えたとき、こりゃもう白旗あげるしかないなーと思いましたね。
すごいものはすごいと素直に負けを認めないと、今後自分も成長しないだろうと。
これまでの巧さに磨きがかかり、そこにキャッチ―さが加わって、もはや死角なしの無敵状態でしたから。
これは売れそう、というより、これが売れなきゃおかしいだろうと。
伽古屋さん自身に感想を送ったのは前回の4コマに書きましたが、興奮冷めやらぬ僕は仲の良い書店員さんにも絨毯爆撃のように無差別にメールしてしまいました。
そして返ってきたメールには返信してないという……すみません。
この表紙に惹かれて手にとる人も多いでしょうが、こういう表紙のテイストが苦手な人も満足させる内容になっていると思います。
先入観なしで読んだほうがきっと楽しめると思うので、内容についてはあえて触れません。
とにかく読んでみて!! すっごいから!!
とだけ言っておきます。
さて、伽古屋さんの本は売れて欲しいと思いますが、伽古屋さんがベストセラー作家になっても僕はご飯をおごってもらう程度の恩恵にしか預かれず、けっして生活の面倒はみてもらえないと思うので(当たり前)、自分の本も宣伝しときます。
12月17日、コミック版『消防女子!!』2巻が発売になります。
消防女子! ! 2 (バンブーコミックス)/竹書房
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消防女子! ! (バンブーコミックス)/竹書房
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連載時のネームチェックは本当に楽しかったです。
小説家としてはなかなか経験できないことでした。
いちおうコミックは2巻で完結になりますが、売れ行き次第では『灰と話す男』も引き続きマンガ化してくれるかも!? ということらしいので、ぜひぜひ皆さんに購入して欲しいと思います。
文章だけだとイメージしづらい部分もマンガになるとストレートに伝わってきて、クライマックスの船舶火災は大迫力です。
なんかこのところ告知告知で味気ない感じになっててすみません。
あ、告知ついでにせっかくだからRR-XR820のステマでもしときましょうか。
Panasonic ICレコーダー ブラック RR-XR820-K/パナソニック
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僕はもともと音楽をやっていたので、録音機材についてはそこそこ詳しかったつもりなんです。
でもなんだかんだで現場を離れてからかれこれ8年ぐらい経つので、完全に浦島太郎状態になっていることを痛感しましたですよ、はい。
こんなに小さいのに、こんなに良い音が録れるの!?
でも、お高いんでしょう??
えっ……こんなに高性能なICレコーダーが、このお手頃なお値段で!?
とびびってしまいました。
コンデンサーマイクとビデオデッキ大のハードディスクレコーダーをスタジオに持ち込んで、ドラムにマイキングしてレコーディングしていた時代が懐かしいです。
これ使ったらまったくの素人でもかなりの音質の音源が作れます。
ちなみにCMのBGMで薄く鳴っているギターの音も、このレコーダーを使って録りました。
PC用のインターフェースを持ってないので、PODで作った音をラインでレコーダーに直結するという荒業中の荒業です。
さすがにちょっとライン臭い音になってしまったので、ギターはかなり後ろにひっこめましたが。
灰と話す男 消防女子!! 高柳蘭の奮闘/宝島社
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と、たぶんいつもこのブログを読んでくれている読者さんには読み飛ばされたであろうステマを終えたところで。
年末に向けておもしろい企みがありまして、いま準備に追われているので楽しみにしててください。
たぶん業界初の試みだという話です。
う~ん、言いたい!
……言いたい!!
……すごく言いたい!!!!
けど我慢。
ジャッジメント/祥伝社
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サイレント・ヴォイス ~行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/宝島社
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消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生 (宝島社文庫)/宝島社
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ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/佐藤 青南
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