実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--「私を売れっ子作家にして下さい!!」ロゴ
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<告知>

10月27日(日)
ブックマークナゴヤのイベントの一環として、
中山七里さんとトークセッション&サイン会を行います。
場所はイオン千種ショッピングセンター1Fセントラルコート。
参加無料!
本を買わずにひやかすだけでもOKです!
みなさんぜひぜひ遊びに来てください!!!!!(切実)
詳細はこちら
お問い合わせはザ・リブレット千種店まで。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--リブレット千種店さま、イベント告知の模様

↑こちら、ザ・リブレット千種店店頭でのイベント告知の模様を安藤くんが撮影して送ってくれました。肝心のポスターのピンがボケとる!!


                                                                   

いやー10月なのに暑い暑いなどといっていたら、このところ急激に寒くなってまいりましたね。
などとあたりさわりのない時候の挨拶からスタートしてまいります。
こんにちは、なんだかバタバタしてたら前回から10日以上ぶりの更新になってしまいました。
菁南です。

この前、中目黒に遊びに行く機会があったので、『灰と話す男』は置いてあるのかなーと思って、近くの本屋さんを探してぶらりと立ち寄ってみたのです。



灰と話す男 消防女子!! 高柳蘭の奮闘/宝島社

¥1,575
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そしたら入荷してあったので、つねに持ち歩いている手描きPOPだけでも渡しておこうと思い、店員さんに声をかけました。
文芸書の担当さんは不在だというので、名刺とPOPだけお渡ししてその日は帰宅しました。
そしたら翌日、文芸書担当の佐藤さんという方からわざわざお礼のメールをいただいたので、ふたたびご挨拶に出かけたのです。
なんでも『ある少女~』を応援してくださっていたということで、すごく喜んでくださいまして。
調子に乗って一時間半ぐらいお喋りしてしまいましたよ。
お仕事の邪魔して申し訳なかったなーと反省しつつも、楽しかったです。

中目黒ブックセンターではお店独自の帯を制作するなどして、工夫してらっしゃるんですよ。
以前に作ってくださったという『ある少女~』の帯を引っ張り出してくださったので、在庫に巻いて撮影させてもらったのがこちら↓

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--中目黒ブックセンターさま!


こんな感じでいろんな本に独自の帯が巻いてあるので、売り場を見るだけでも楽しいです。
それにしても、自分の知らないところでこんなふうに仕掛けてくださっていたのかーとか思うと、なんか感激ですね。
中目黒はなんだかんだでよく利用する駅なので、邪魔にならない程度にこれからもちょいちょい遊びに行こうと思います。
佐藤さん、どうもありがとうございました!!

という、新たな喜ばしい出会いの話。

あと、いつも大変大変お世話になっていて、ついには『灰と話す男』のCMにまで出演してもらった“佐藤青南のマネージャー”こと、文教堂書店三軒茶屋店の中川さんから、『ジャッジメント』の展開の模様を撮影した写真を送っていただきました。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--文教堂三軒茶屋さま!いつもありがとうございます!




ジャッジメント/祥伝社

¥1,680
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『ジャッジメント』の展開というより、もはや佐藤青南フェアみたいになってます。
知らない間に新聞に書評を書いてくれてたり、いつも本当にありがたいです。
美味しいお店にも連れて行ってくれるしね。

『ジャッジメント』といいますと。
そういえば『ジャッジメント』のCM制作の模様をレポートしようと思っていたのだけど、すぐに『灰と話す男』が発売になってしまったせいで、ほとんど触れずじまいになってしまってました。
なので簡単にですけど、今回レポートします。

『ジャッジメント』のCMは、初めて二日に分けて撮影したんです。
まずは多摩川河川敷のグラウンドを借りて、野球シーンの撮影。
それからだいたい一週間後に、屋内シーンの撮影という感じでした。

初日の野球シーンの撮影でも、駆け付けてくれようとした担当編集のNさんがバスを乗り間違えた挙げ句、対岸の神奈川県側の河川敷をさまよって大遅刻したりと、なかなか楽しいエピソードがあるんですけど、残念ながら写真を撮影する余裕がなかったので、今回は撮影二日目をメインに。

まず撮影を行ったのが、飯田橋にあるショットバー『ロゼッタ』さんでございます。
当ブログでロケ場所を募ったところ、名乗り出てくださったのでありがたく使わせてもらうことにしました。
集合が午前11時(だったっけ? 時間が経ってしまったので記憶が曖昧ですいません)と早い時間だったため、オーナーのWさんはお店に泊まり込んで僕らを迎えてくださったというありがたーいお話。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影1


こちらがお店の入り口。
『ジャッジメント』の物語中でも、主人公・中垣たちのたまり場として、実名で登場しています。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影3


中はこんな感じのアダルティーな雰囲気です。
奥にいる眼鏡をかけた方がオーナーのWさん。
なにもしなくても画になるから、お借りできて本当によかったです。
Wさんありがとうございます!!

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影2


まずは『ロゼッタ』のシーンに出演する北郷くんからヘアメイク。
奥にいる伽古屋さんが退屈そうに順番待ちしてます。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影4


実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影5


伽古屋さんが頭にタオルを巻いているのは、髪を濡らしてクセ付けしてもらうためです。
伽古屋さんは普段無造作な感じで髪を下ろしているのだけど、CMでは毎回髪を上げてもらうので、“タオル伽古屋さん”は恒例行事みたいになってます。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影6


メイクされながら脚本を読む北郷くん。
事前に脚本を渡せることは稀なので、当日台詞を覚えてもらうことが多いのです。
ごめんなさい。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影7


実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影8


リハーサル風景。
『ジャッジメント』では手前にいる平田さんが演出にカメラにと大活躍してくれました。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影9


実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影10


ヘアメイクされる伽古屋さんの図。
ヘアメイクの岩田とは、いつも撮影前にラーメン食べながら打ち合わせをします。
初参加のキャストさんの写真を渡して、どういう役なのか、どういうイメージに仕上げて欲しいのかを伝えるんですが、伽古屋さんだけは岩田に完全におまかせです。

そしたら出来上がったのがこちら。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影11


うわー融通効かなそうな感じ!!笑
いい仕事ですね。
眼鏡は僕の私物です。
視力はいいんだけど、眼鏡に憧れていた時期があって、眼鏡屋さんで買ってみたものの、異物感が気になってすぐにかけなくなった代物。

あ、伽古屋さんといえば、以前にこのブログでゴリ押しした『AR』が近々文庫化されて、その後新刊も出るらしいです。
チョー自信作だって、以前から吹聴しまくってハードル上げてます!
楽しみです。
たぶん僕のブログの読者さんは伽古屋さんにかなり親しみがあるという人が多いはずなので、CM観るだけじゃなくて本を買って応援してあげましょう。
とりあえず『AR』文庫のアフィ貼っときます。

幻影館へようこそ 推理バトル・ロワイアル (宝島社文庫)/宝島社

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実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影12


撮影の前か、合間か、春原君と北郷くんを演出する平田さんの図。
奥で機材をいじってるのは、今回音声を任せたさと子さん。
音声には僕の友達が貸してくれた古~いレコーダーを使用したんですが、思えば最初から機械の調子がよくなかったんだよなあ……。

ともあれ無事『ロゼッタ』での撮影を終え、次の場所に移動。

そこはなんと……

祥伝社!!!

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影13


休日のオフィスを利用させてもらい、CMの大部分を撮影するという快挙(≒暴挙)でございます。
すっかりノーメイクで休日出勤のNさんと、編集長のHさんが出迎えてくださいました。
今回、祥伝社というか、担当Nさんには本当にお世話になりまして。
実は野球シーンで使用したグローブやスパイク、ストッキングといった小道具も、祥伝社の草野球チームから、担当Nさんが借りてきてくれたものなのです。
店頭で流してくれるお店はあるけれど、基本的には個人的な趣味の範囲内の活動なのに、ここまでやってもらっていいのかなって申し訳なくなるほど熱心に動いてくれました。

ここで笠島さんと橋本くんが合流。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影14


またもヘアメイクされる伽古屋さん。
実は手間がかかってる髪型です。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影15


いつも大荷物の岩田のメイク道具。
プロとして活動している岩田は、前の現場から駆け付けてくれたり、CMの撮影が終わると次の現場に急いで飛び出していったり、いつも忙しい時間をやりくりして参加してくれてます。
そんな岩田はイベントでヘアショーをやったり、ヘアアレンジのレクチャー映像をYouTubeにアップしたりもしています。
岩田の所属するOld Laugh Makerのサイトはこちら

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影16


床にベタ座りしているさと子さんは、カメラが回ると仰向けに寝転びながら、できるだけ役者さんに近い位置から音声を録音します。
絵づらがかなりおもしろかったので写真に収めようとしたのに、そのたびにすかさず起き上がってくるので寝転んでる画は撮れませんでした。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影17


これたぶん、写真を撮ろうとしたら逃げ出そうとする北郷くんの図です。
役者さんなのにシャイです。
役者さんだから、なのかな。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影18


伽古屋さんと春原くんが廊下ですれ違うシーン。
空調の音を拾ってしまうということで、編集長のHさんが空調を切ってくれました!!
二人のすぐ下にはさと子さんがしゃがみ込んでいて、そこから音声を録音するはずだったんですが……。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影19


「あれ……おかしいな」という声が聞こえてきそうな一枚ですよね。
実はこの後、レコーダーが壊れました。
というかもっと以前から壊れていて、実際に使えたのは2シーンのみという結果に。
さと子さんからしきりに謝られたけど、すごい旧型のやつだったからさと子さんが悪いのではないんだけどね。
しいて責任の所在を明らかにするなら、事前に動作チェックをしっかりしなかった僕が悪いってことになると思われます。
ごめんなさい。

じゃあこの後どうしたのかというと、音声録音用には春原君のiPhoneを使いました。
岩田のアイデアです。

僕「うわぁ~……どうすんだよ。近くに電気屋や楽器屋もないし、いまからレコーダーなんて調達できないよぉ~」

岩「iPhoneで録ってみたらいいんじゃないですか?」

僕「おまえな、いくら音が良いっていっても、しょせんは電話だぞ。CMに使えるクオリティの音が録れるはず――(ためしに録音した音源を聞かされる)……いけるじゃん」

というわけで『ジャッジメント』のCMの大部分の音声は、iPhoneで録音されたものになってます。
最近の技術の進歩はすごいね!

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影20


そしてその後は撮影も円滑に進み……

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--ジャッジメントCM撮影21


17時、撮了でございます!!

本当は17時に完パケしなきゃいけなかったんだけど、雨が降り出していたので、編集長Hさんの計らいでしばらく社内で時間を潰させてもらい、『ロゼッタ』に引き返して打ち上げとあいなったのでした。

次回からは『灰と話す男』CM制作レポです。

あ、発売日に有楽町三省堂で『灰と話す男』に大量にサインさせてもらったよ!!

……でももうなくなってるかな。
翌日には新井さんから「サイン本残り数冊」ってメール来てたし。
でもま、CMも流れていて売り場も軽くフェア状態になっているので、ぜひお立ち寄りくださいませー!!

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