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こんにちは、菁南です。
4コマにもある通り、本日は『ある少女にまつわる殺人の告白』文庫版の発売日でございます。



ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/佐藤 青南

¥630
Amazon.co.jp

誤字とかを修正した以外、基本的には単行本とおんなじ内容であります。
読みどころとしては単行本に続いて解説を書いていただいた、“作家・佐藤青南の父”ともいえる茶木さんの褒め殺し解説が挙げられるでしょうか。
単行本版の解説を全文引用した上で、ネット書評などを引っ張り出してさらに持ち上げ、最終的には「次回作の『消防女子!!』がすごいから読め!」という感じに締めくくられる、今回も熱量の高い解説を寄せていただきました。

というわけでデビューから早一年が経ちました。
歳を重ねるごとに一年が早く感じられると言いますし、実際に僕もそう感じてはいたのですが、この一年に限ってはなんだか異様に長く感じました。
えっ、まだ一年しか経っていないの??
というのが、率直な感想です。
たぶん新鮮な経験をたくさんさせてもらったおかげでしょうね。

この一年に発表した作品をずらっと並べますと。

ある少女にまつわる殺人の告白/佐藤 青南

¥1,470
Amazon.co.jp
↑デビュー作。

エソラ vol.13/著者不明

¥1,365
Amazon.co.jp
↑講談社の文芸誌。境界性人格障害をテーマにした『バカばっかりの世界』を寄稿。

このミステリーがすごい! 2012年版/著者不明

¥500
Amazon.co.jp
↑いわずと知れたこのミス。仕草から嘘を見破る行動心理学捜査官“エンマ様”が主人公の『YESか脳か』を寄稿。

『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島SUGOI文庫)/『このミステリーがすごい!』大賞編集部 編

¥680
Amazon.co.jp
↑歴代受賞作家が揃い踏みの超短編集。『私のカレーライス』を寄稿。

『このミステリーがすごい! 』大賞作家書き下ろしmagazine (別冊宝島)/著者不明

¥1,260
Amazon.co.jp
↑宝島社が創刊した文芸誌。“エンマ様”シリーズ二作目。『近くて遠いディスタンス』を寄稿。

という感じになります。

なかなか思うような成果が出せず、悪戦苦闘しながら自分の力不足を痛感させられた一年でした。
とはいえトライアル&エラーを繰り返す中で、なんとなく手応えめいたものを掴みかけたような気もしています。
これからの一年ではその手応えがたしかなものなのか、それともたんなる自分の思い過ごしなのかを確認していくことになるでしょう。

その確認作業の一発目が、刊行に向けての作業も大詰めを迎えている二作目の単行本『消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生』であります。
Amazonのほうでも予約が開始されたみたいですね。
まだ表紙とかはアップされてないけど。

消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生/佐藤 青南

¥1,575
Amazon.co.jp

今回は“このミスレーベル1のスケール感”を目指してみました。
ド直球な王道青春アクションラブストーリー(ミステリー風味を少々)という感じになってます。
前作とは180度方向性の異なる前向きな話です。
6月8日発売予定。
よかったら読んでやってください。

なんか今回の記事は真面目すぎたかな……。
まーこれで少しでも僕の好感度がアップすれば幸いですってことで。

これからの一年もいろんな人に出会えて、いろんな新しい経験ができて、いろんなおもしろいことができますように。
みなさま今後ともよろしくお願いします。