午前7時起床。
ホテルの朝食を摂り、身支度をして8時半ごろチェックアウト。
壁をゴキブリが這い回るような安宿だったけど、三連泊するとさすがに愛着が湧いて名残惜しい気も。
居酒屋の店員並みに愛想の良いフロント係さんとも、もうお別れか。

地下鉄で天神へ。
母と合流し、高速バスで長崎へ向かう。
妹が見送りに駆けつけてくれた。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--なかなかなか


写真は天神駅で撮影した看板。

“なかなかなか”

意味わかります??

母は諫早ICで下車。
午後0時頃長崎駅前着。

ついに来たぜ長崎!!

とはいえそれほどの感慨はない。
なぜならそれほど頻繁に訪れた土地ではないから。
実は土地勘ないんです。
『ある少女にまつわる殺人の告白』の長崎描写、ほとんどが資料を基にしたものだったりして……とさりげなくカミングアウト。

20日に訪問する予定の書店さんの場所を一軒確認。
ついでに在庫チェック。
むむむ、置いてないぞ……『ある少女』。
うん、だからこそ長崎まで来たのだと自分を奮い立たせる。
長崎出身の作家が書いた長崎が舞台の小説の存在を、長崎の人々に知ってもらうため!!

アミュプラザをうろちょろしてみるが、フードコートは満席。
ロイヤルホストはやたら高い。
昼食どうしよう……と考えていたところ、歩道橋を渡ったところに吉野家発見!!

いつでもどこでも同じ味。
安心のブランド、並盛つゆだくをかきこむ。

歩道橋を上り下りするだけでもやたら汗だくになったので、荷物をコインロッカーに預けることを決意。
身軽になって楽々。
最初からこうすりゃよかったんだよ。

電車で浦上に移動。
午後1時45分、長崎新聞社着。
2時よりインタビュー取材開始。
インタビュアーのMさん、実は入社一年目の新人記者さんだった。
僕が取材をお願いしたことで、張り切ってくれたらしい。
地元出身作家のサポートを力強く約束してくれた。
光栄な上にありがたい。
Mさんには20歳下の妹さんがいるそう。
そりゃかわいくてしょうがないでしょうね、僕の11歳下の妹だってめちゃめちゃかわいかったもの。
なんて雑談も交えながら思いのほか盛り上がり、インタビューは2時間半に及んだ。
僕のために休日出勤してくれたMさん、どうもありがとうございました!!
楽しかったです。
記事も楽しみにしています!!

ともあれ時間がやばい。
路面電車で浜町に移動。
担当Iさんは5時までの勤務だと聞いていたのに、遊ING浜町店さんに到着したのは4時50分だった。
にもかかわらず嫌な顔一つせずに話を聞いてくれたIさん、どうもありがとうございました!!
遊ING営業部にも連絡してみたらどうかというアドバイスをいただいた。
スケジュール的に全店まわるのは難しいかもしれないけど、せっかくの申し出なので連絡してみよう。

その後高校時代の友人Eと合流。
Eは成績クラストップの優等生で、勝手に僕が生涯のライバルと位置づけている男。
生涯のライバル、実は何人かいるんだけどね。
性格がよくて頭がいいのに、控えめ。
良い奴過ぎてうんざりするが、中華街でちゃんぽんをご馳走になったので僻むのはよそう。

実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ-- 中華街


その後喫茶店でだべっているところを、島原在住の幼馴染みMが車で迎えに来てくれた。
Mは今回の僕の帰省に備え、方々に手をまわしてくれている。
ほんとに頭が上がらないし、足を向けて眠れない。
でも自宅アパートのベッドの向きがどうなのかは知らないけど。

Eと一緒にMの車に同乗し、一路島原へ。

ついについに島原到着!!!
正真正銘、僕の故郷!!!
12年ぶり?くらいだ。
Mは自分の家に泊まることを勧めてくれたが、あまり甘えすぎるのも悪いので、ビジネスホテルをとることにした。
飛び込みでチェックイン。

故郷なのになぜホテル泊なのか。
いろいろ複雑な事情があるんですよ。

明日はお昼12時からFMしまばら出演。
FMしまばらのHPから全国どこでも聞けるので、よかったら聞いてやってください。

と告知しつつ、
おやすみなさい。