実録素人ドキュメント 私を作家にして下さい -佐藤菁南ブログ--「私を売れっ子作家にして下さい!!」ロゴ


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次回4コマは12月21日(火)更新。





さー、明日はいよいよですよ!!

なにがいよいよかって?

そんなもんわかってるでしょう、あーた!!

出るんですよ!アレがね!待ちに待ったアレ!!


そうです!第5回ポプラ社小説大賞受賞作『KAGEROU』が出るんです!!

KAGEROU/齋藤智裕
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じゃなくってー。

アレですよ、アレ!

MR.BIGのニューアルバム!!

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これは本気で楽しみです。

でも違います。

僕がエッセイを寄稿させていただいた実業乃日本社さまの文芸誌、『ジェイ・ノベル』1月号の発売日なのです。

月刊 J-novel (ジェイ・ノベル) 2011年 01月号 [雑誌]/著者不明
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つまり明日は地味ぃ~に僕のデビューの日なのであります。

巷で話題のSai藤氏と同じ日に商業作家としての第一歩を踏み出すというのは、昨年の某プラ社小説大賞の最終選考で落とされた僕としては、なかなかに因縁を感じて心に期するものがあります。

スタートは天文学的な差をつけられましたが、いつか必ず逆転してやるぞと。

長州力風に言わせてもらうと、「おれはおまえの噛ませ犬じゃねえ!」と。


ところでこのエッセイのお話、このミス大賞優秀賞受賞が発表されて一ヶ月も経たないうちにいただいたのです。

そのうち宝島社さん以外からも執筆のお話をいただけたらいいなという程度に考えていたのですが、いきなりメールが来て目が点になりました。

いや、ほんとにありがたい話です。

まずはこのお仕事を受けていいものかと宝島社のKさんにメールで確認したのですが、“エンタメ長編の単行本の発売さえ優先してくれれば、どんどん引き受けてくれてかまいません。雑誌などで短編を発表するのもOKです”という返信をいただいたので、お引き受けさせていただきました。

編集者の方がこのブログをチェックしてくれているかはわかりませんが、第6回このミス大賞のT未氏が僕のブログを読んでいた!!なんてこった!!という事実からもわかるように、誰がどこで見ているかわからないのでいちおう書いておきますね。


短編・エッセイ等、書きますよ!!


とか言っておきながら、初エッセイはかなり苦戦したんですけどね。

読んでいただければわかると思うんですが、今回のエッセイ、ノリとしてはたぶん僕の普段のブログと変わりません。

でもそこに報酬が発生するということを自覚して変に気負ってしまったのか、あそこまで辿り着くのにめちゃめちゃ紆余曲折を経て、時間が掛かってしまったんです。

最初は「え、こんだけ書くだけでこんなにもらえるの?ぼろい仕事だなー」ぐらいに思っていたのが、結局掛かった時間で割るとコンビニバイトとあんまり変わらないんじゃないかという感じになってしまいました。

まーそれもこれも経験で補うことが出来るようになると思います。


編集者の皆さま、お仕事お待ちしています!!


と営業はこれぐらいにして。

4コマで取りあげた電磁波婆ちゃんの他にも、うちのアパートにはファンキーなメンツが住んでいます。

ついこの間なんか、アパートの前に突如としてものすごいゴミの山が出来上がっていたのです。

山はほとんどがスーパーの手提げ袋で形成されていて、見ると中には燃えるゴミとか燃えないゴミとかペットボトルとか、まったく分別されることなく突っこまれています。

でもぱんぱんに膨らんだ手提げ袋の一つひとつには、いちおう200円の世田谷区粗大ゴミ処理券が貼ってあるのです。

他の自治体はどうか知りませんが、世田谷区で粗大ゴミを出す場合、まずは役所に電話をして粗大ゴミの内容を伝え、役所の指示する額面のゴミ処理券を購入・添付して指定された日に出すことになっています。

そんなルールを完全無視したロックなゴミ捨てアティテュード。

おそらく悪意がないであろうことは、粗大ゴミ処理券のすべてにきちんと記名してあることからもわかります。


でも間違ってる!間違ってるんだよ!!!


という僕の心の叫びも虚しく、アパートの前のゴミの山は日に日に膨らんでいったのです。

ゴミ回収車も、無分別のゴミの山は完全スルーです。

これどうしたらいいんだろう?

不動産屋さんに電話したほうがいいのかな?

それとも直接注意する?

いや……こんだけゴーイング・マイ・ウェイな投棄をできる人間に正論なんて通用するはずがない!

関わったらたぶんめんどうくさいことになる。

あーでもこのままゴミの山が膨らんでいくのを看過するわけにもいかんからなー。

どうしようどうしよう……。


と一人悶々とする日々を過ごしているうちに、ある日ゴミの山は忽然と姿を消したのです。

さて、どうなったのでしょうか?

①見るに見かねたゴミ収集車のおっちゃんが、ゴミを持っていってくれた。

②ゴミを投棄した当人が、きちんと分別してゴミを出し直した。

③ゴミを投棄した当人が、ゴミをそのまま自分の部屋に持ち帰った。


さあ、いかがでしょう……??

僕はどうにも③のような気がして夜も眠れません。

昼寝るけど。